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育成枠勝負の1年 福岡SB有馬、大田原、安田

2012.02.16付
admin/img/nothing 本県出身の育成選手、有馬翔、大田原隆太、安田圭佑。支配下登録目指し、いずれも「ことしが勝負」と強い決意を胸に練習に励む。

 有馬は入団1年目の2009年に左肘を手術したこともあり、3年間で1軍出場なし。昨季は2試合のみで戦力外通告を受け、育成となった。

 「走り込んで体力を付けることが最優先」と課題を挙げ、背水の陣で臨む。

 プロ7年目で育成2年目の大田原。192センチ、92キロの大型左腕は10年オフに左肩を手術、約1年を棒に振り、昨季一度も2軍での登板がなかった。しかし、「じっくりリハビリできたので、不安はない。焦らずしっかり準備したい」と意欲を燃やす。

 安田は50メートル5秒8の俊足外野手として11年に育成枠1巡指名。しかし、昨季は左肘の靱帯(じんたい)を手術し、現在もリハビリ中で下半身強化に重点を置く。「セールスポイントの走力を磨き、キャンプ中に打撃練習も始められれば」と話していた。