プロの技すごい 榎原小児童が広島選手と交流
2012.02.10付
日南市で春季キャンプ中のプロ野球広島の選手5人が6日、同市の榎原小(宮谷幸一校長、32人)を訪れ、グラウンドでキャッチボールをするなどして児童たちと交流した。訪問したのは、いずれも新人の戸田隆矢、富永一、中村真崇、塚田晃平、三家和真選手。選手がグラウンドに登場すると、待ち構えていた児童はハイタッチで出迎えた。
選手は自己紹介後、小学生時代の好きな教科や夢を発表。プロ野球選手になる夢をかなえた選手たちは「失敗を恐れず何事にも挑戦してほしい」と呼び掛けた。
続いて、児童たちは経験別に3グループに分かれてキャッチボールに挑戦した。選手が投げたり転がしたりするボールに最初は怖がっていた児童も、すぐに軽快にさばけるまで上達。元気に動き回る児童たちに応えようと、選手たちも大きな声を出してボールを投げていた。
5年の水元捺貴君(11)は「プロ選手の本物の技に触れてすごいと思った。制覇を目指して頑張ってください。応援しています」とお礼を述べた。岩切美海さん(11)は「選手たちは格好良くて野球が面白くなった。今年も天福球場に行ってみたい」とうれしそうだった。
【写真】グラウンドで児童たちとキャッチボールをする戸田選手