現地リポート・合宿2日目(2) 中田の特打
2013.02.16付
合宿2日目は朝から快晴に恵まれ、宮崎自慢の青空にサンマリンスタジアムの緑のグラウンドが映えていました。主催者発表によると、同日の来場者数は約1万9千人。合宿が始まってから最初の週末とあり、多くのファンが詰めかけて選手に熱い視線を送りました。その中でもひときわ大きな声援を浴びたのが、野手最年少の中田翔選手(日本ハム)。今後の最終メンバー決定を見据える23歳の若きスラッガーは「一生懸命やってアピールしていきたい」と合宿初日から2日連続の特打を行い、16日も柵越えを連発していました。
練習後の会見で中田選手は「先輩方がやりやすい環境をつくってくれているので、楽しみながらリラックスして練習している。(バッティングの)課題はあるが、しっかりと自分らしい力強いスイングができている」と満足そうに話し、17日から挑む強化試合については「練習でやってきたことをしっかりと試合の中で生かしたい」と活躍を誓っていました。
また、会見では打撃練習終了後にスタンドから拍手が沸き上がったことについて記者団から問われる場面も。中田選手は「子供たちが多くてびっくりしたけどやっぱりうれしいし、気合いが入る。よかった」と笑顔で話していました。
【写真】会見で記者団の質問に答える中田選手