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【報道発表】一般社団法人 生成AI協会(GAIS)が「建設業+生成AI活用 勉強会」を開催 ~ 建築・土木ワーキング・グループがキックオフ!

2025/01/20 14:00

【ドリームニュース】https://www.dreamnews.jp/press/0000312851/

2025年1月15日(水) の15:30から一般社団法人 生成AI協会(GAIS)が主催する「建設業+生成AI活用 勉強会 ~ 建築・土木ワーキング・グループのキックオフ・ミーティング」がオンラインで開催され、セミナー終了後は、活発な意見交換が行われました。

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(1)上村章文氏「生成AI活用の基本知識」(一般社団法人 生成AI協会 代表理事)
 一般社団法人生成AI協会の上村章文代表理事が、生成AIの基礎知識と建設・土木業界での活用方法について講演を行いました。生成AIは文章や画像、動画を新たに創造する技術で、従来のAIとは異なり、ゼロからデータを生成できる点が特徴と説明。講演では、生成AIが業務効率化だけでなく、創造的なプロセスを支援する重要な技術であると解説しました。建設・土木業での具体的な活用例として、建設計画書や工程表の自動作成、現場報告書の迅速な生成、施工段階のシミュレーション動画や建物完成予想図の作成が紹介されました。また、リスク管理や安全計画の策定、設計データの最適化といった高度な業務支援にも応用可能であることが述べられました。一方で、事実誤認(ハルシネーション)や最新情報への対応不足といった課題についても言及し、独自データを活用することで精度を向上させる重要性を強調しました。「生成AIは建設・土木業界に新たな価値をもたらす技術です。課題を克服し、業界全体の発展に貢献していきたい」と締めくくりました。

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(2)川西敦士氏「建設現場の課題解決力を高める生成AI ~ その可能性と実践」(前田建設工業株式会社/CIVILCREATE株式会社 代表取締役)
川西敦士氏は、前田建設工業株式会社に所属しながら、スタートアップ企業であるCIVILCREATE株式会社の代表を務めています。講演では、「建設現場の課題解決力を高める生成AI」というテーマで、生成AIがもたらす可能性と課題について詳しく述べました。
川西氏は、生成AIが危険予測や定型業務の効率化に寄与するだけでなく、非定型業務の課題解決にも役立つと説明し、「量から質への転換」が可能であるとしました。一方で、生成AI活用には多くの課題があると指摘しました。特に、生成AI特有のハルシネーション(虚偽情報の生成)や、利用者が必要なスキルを十分に持っていない場合の効果の限定性について触れ、これらの課題が現場での導入を妨げる要因になっていると述べました。また、生成AIを使う環境が整っていない企業や、業務量を減らす必要性を認識していない現場での活用は難しいとしました。
さらに、現場では不確実性が多く、地盤状態の予測や振動の影響といった複雑な問題が頻繁に発生することを挙げ、事前調査の重要性を強調しました。その上で、生成AIはこうした調査やリスク分析において大きな可能性を持つと述べました。
最後に、「生成AIはあくまでも手段であり、能動的に使うことが重要」と締めくくり、技術の有効活用による業務効率化や建設現場の未来を見据えた取り組みの必要性を訴えました。

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(3)花坂弘之氏「GAISならびに建築・土木ワーキング・グループの御紹介」(日本マルチメディア・イクイップメント株式会社/GAIS事務局)
一般社団法人生成AI協会(GAIS)事務局の花坂氏からは、同グループ設立の背景と今後の展望について次のように述べました。
「建設業では、生産性向上や事務作業効率化が急務です。国土交通省も推進する『アイ・コンストラクション』や『建設DX』を踏まえ、生成AIの活用が鍵となると考えています」と強調しました。一方で、「建設業界では他業種に比べて生成AIの浸透が遅れており、これを打開するために情報共有とコミュニティ形成を進める必要があります」と課題を指摘しました。
花坂氏はさらに、「生成AIの提供企業が建設業務を十分に理解していないという声が多い。こうした課題に対応するため、業界特有のニーズに基づいた技術活用を検討していきます」と述べました。具体的には、「オンラインとオフラインを組み合わせた意見交換会や勉強会を通じて、建設業に特化した生成AIの活用方法を模索します」としました。
また、国土交通省の動向についても触れ、「インフラ分野のDX推進の一環として生成AIが注目されています。特に知識や経験のデジタル化が重要で、生成AIがこれを加速させると期待されています」と述べました。
最後に、「意見交換会を通じて多くのご意見を伺い、建設業における生成AIの可能性を広げていきたい」と締めくくりました。この新たな取り組みが、建設業界のDXを大きく前進させることが期待されています。

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セミナー終了後には、活発な意見交換が行われました。そちらの模様は、次回の建築・土木WGの勉強会で報告させていただく予定です。建築・土木WGに関心がある方は、GAIS事務局までお問合せください。~ 生成AI協会(GAIS)について
GAISは、Facebook と メールマガジンの会員が3,500人を越え、生成AI記事のキュレーションとセミナーと勉強会の開催を行う活発なコミュニティを形成しています。今後は、専門分野に特化した各ワーキング・グループが生成AIの活用を各分野で促進していきます。

■協会概要
名称:一般社団法人 生成AI協会 (英文名称:Generative AI Society 略称:GAIS)
設立:2023年6月29日
住所:〒108-0014 東京都港区芝5丁目36番4号 札の辻スクエア 9F
公式Web: https://gais.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/groups/gais.jp

本件に関するお問い合わせは、下記にお願い致します。

・GAIS事務局:
 https://gais.jp/inquiry/
 メール:press-release@gais.jp



配信元企業:一般社団法人生成AI協会
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