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政見放送に独自の手話ビデオ 県聴覚障害者協
06月28日付
県聴覚障害者協会(安藤豊喜理事長)は、参院選宮崎選挙区の政見放送に手話通訳や字幕を付けたビデオを、県の委託を受けて制作している。公職選挙法の規定で、参院選選挙区の政見放送には手話や字幕が付けられないからだ。27日は宮崎市で撮影があり、安藤理事長(79)は「聴覚障害者だけ取り残されている感じがする。ビデオで皆に参政権を保障したい」と話している。
[写真]参院選宮崎選挙区の政見放送のため、立候補者の主張を手話通訳する本田美和さん=27日午前、宮崎市・県立聴覚障害者センター