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1票の重み大切に 参院選きょう投開票
07月10日付
参院選最終日となった9日、宮崎選挙区(改選数1)に立候補している3人は、大票田の宮崎市に的を絞って最後の訴えに声をからした。今参院選で選挙権を得た18、19歳を含め、県内の有権者数は約93万8千人。それぞれの手にある1票を誰に託すか-。投開票日を前にして、有権者は街頭演説に耳を傾けたり、期日前投票所を訪れたりして、それぞれの思いを抱いていた。
宮崎市老松の70代主婦、甲斐敦子さんは同市中心部の郵便局に立ち寄った際、ある候補者の街頭演説が耳に入り、その場に向かった。今回の参院選は盛り上がりに欠け、候補者一人一人の主張を聞きたいと思っていたからだ。