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18歳、未来へ1票 「本県の課題解決を」
07月11日付
「1票で国が変わる」「若者が活躍できる未来を」。若い世代の意見を政治に反映させるため、選挙権年齢を引き下げて初の国政選挙となる今回の参院選。新たに有権者となった県内の18、19歳は10日、希望を1票に込めて投じた。一方で政治不信などを理由に棄権も多く、10代に選挙が浸透するまでに課題は多い。「自分の1票で国が変わるのだと思い、必ず投票しようと決めていた」。えびの市・飯野高普通科3年の湯地和花菜(ゆじわかな)さん(18)は朝早く投票所へ。「地元は若い世代の流出が課題。そんな悩みを解決してくれる政治が実現されるよう、今後の選挙も積極的に関わりたい」と、先を見据えていた。
[写真]「自分の1票で政治が変わる」という思いを抱き、投票する湯地さん=10日午前、えびの市・飯野駅前地区体育館