開会式リハーサルは本番と同じ午前9時に始まった。ことしは北から順に49の代表校が入場。日南学園の選手たちも落ち着いた表情でグラウンドを一周した。

　坂上大翔内野手は「甲子園はやっぱり気持ちがいい。明日はお客さんがたくさん入って最高の雰囲気になる」とうれしそう。原口大輝外野手は「本番は雰囲気にのまれるかも。明日もしっかり堂々と歩きたい」と、緊張を解きほぐすように笑顔を見せた。

　この日は午後から雨が強まり、練習場の伊丹市内の野球場が使えなかったため神戸市内の室内練習場に移動。選手たちは打撃練習やノックで汗を流し、6日の聖光学院戦に備えた。

【写真】リハーサルを終え、会場を後にする日南学園の選手＝5日午前、兵庫県西宮市