2017年08月11日付
「やったぞ、甲子園初勝利だ」。12年ぶり2度目の夏の全国高校野球選手権大会で、聖心ウルスラ学園が初戦突破した10日、同校生徒や保護者、OBら総勢1100人以上の大応援団が詰め掛けた三塁側アルプススタンドは、大きな歓喜に包まれた。「次も必ず勝てる」と期待を込めながら、ナインの健闘をたたえた。
延岡市から約15時間かけて、バス14台で球場に駆け付けた同校生徒らは、そろいのTシャツ、キャップを着用。真夏の照り付ける日差しの下、スタンドをスクールカラーの青色に染めた。
【写真】念願の初勝利を決めた瞬間、喜びに沸く聖心ウルスラ学園の三塁側スタンド=10日午後、兵庫県西宮市・甲子園球場