2017年08月12日付
甲子園初戦を突破した聖心ウルスラ学園野球部の3年生部員16人は、宮原倭大(やまと)選手(17)の母訓子(のりこ)さん(42)が手作りしたユニホーム形のお守りを手に試合に臨んでいる。県大会優勝に続いて甲子園初勝利と、御利益は抜群だ。
最後の夏に向けて活躍を願い、保護者を代表して訓子さんが制作した。布をユニホームの形に切り抜き、袖の青い2本ラインも忠実に再現。「一人一人の顔を思い浮かべながら、綿を詰め込んで手縫いした」と訓子さん。「聖心」の文字、選手のファーストネームを漢字で入れ、約2週間で完成させた。
【写真】ユニホーム形のお守りを手に笑顔を見せる(左から)宮原、松葉、尾崎友哉選手=11日午後、兵庫県伊丹市伊丹スポーツセンター