「よくやった、ありがとう」
拍手鳴りやまず

2017年08月17日付

【写真】二回表に3点目が入り、大歓声に沸く三塁側アルプススタンド=16日午後、兵庫県西宮市・甲子園球場

 「よくやった、ありがとう。この夏を忘れない」。夏の甲子園2回戦で16日、聖心ウルスラ学園は聖光学院(福島)に惜敗した。三塁側アルプススタンドには、生徒や職員、保護者ら総勢千人以上が集結し、初戦以上に熱をこめて応援。夏は11年連続出場中という強豪と互角に渡り合い、最後まで粘り強さを見せたナインに、惜しみない拍手が送られた。

 試合は二回表に動いた。柳田駿兵選手(18)のタイムリー二塁打などで3点を先取。父孝之さん(50)は「まさか長打が出るとは思わなかった」と満面の笑み。初めて現地で応援した牧野みどり校長(54)は「初戦と同じで、先に得点する展開。今日もいい結果につながるはず」と、興奮気味にナインを見詰めた。

【写真】二回表に3点目が入り、大歓声に沸く三塁側アルプススタンド=16日午後、兵庫県西宮市・甲子園球場