健闘「よくやった」
日南学園2回戦敗退

2018年08月15日付

【写真】逆転を信じ、声を張り上げて応援する日南学園応援団と野球部員=14日午前、兵庫県西宮市・甲子園球場

 逆転劇が見たかった-。第100回全国高校野球選手権記念大会2回戦で14日、本県代表の日南学園は常葉大菊川(静岡)に0-3で敗退。辰己凌晟投手が粘投したが打線はつながりを欠き、強攻策も実らず涙をのんだ。駆けつけた在校生やOBら約2200人は、最終回まで打線の爆発を信じて大声援を送り、最後は惜しみない拍手で選手たちをたたえた。

 初回、三回に走者を得点圏に進めると、応援席は大いに沸いたが先制点は奪えず。吹奏楽部2年の財津真菜部長(16)は「粘り強く戦えば必ず勝てる。選手を後押しする雰囲気をつくりたい」と演奏にさらに熱が入った。

【写真】逆転を信じ、声を張り上げて応援する日南学園応援団と野球部員=14日午前、兵庫県西宮市・甲子園球場