Aコース

ル・フェーヴ

2006年 8月 25日付宮崎日日新聞掲載

　お魚料理、スープ、パン、コーヒーか紅茶。

　この日の魚料理は、皮にこんがりと焼き目が付いたスズキの上にトマト、ズッキーニ、赤・黄ピーマンなどが酢の酸味をきかせ盛られ、周りには赤ピーマンで作ったソースがかけてある。それにジャガイモの冷製スープ。おしゃれな落ち着いた雰囲気の中で本格フレンチを堪能できる。

　料理を手掛けるのはシェフ歴32年の杉田敏則さん(52)。関西で腕を奮い、2カ月前、30年ぶりに帰郷し念願の店を構えた。その日、市場で仕入れた魚や特上宮崎牛、自家栽培の新鮮な野菜で見事なフレンチを作り上げる。プラス350円で果物、フルーツゼリー、アイス、シャーベットの手作りデザート盛り合わせが付く。本格フレンチをかしこまらずに食べてほしいとテーブルには、はしも置いてある。気持ちの良いいき届いた接客が料理をさらにおいしく引き立ててくれる。

店	ル・フェーヴ
住	宮崎市小松台南町13番地2
電	0985(48)3356
営	午前11時半―午後2時、午後5時半―午後9時
休	火曜日
P	有り
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。