おまかせそば膳

撫の杜（ぶなのもり）

2005年 2月 11日付宮崎日日新聞掲載

　そば、メーン、小鉢2種、雑穀米の5品。

　北海道・斜里町の香りが高く、深い甘みが魅力のそばを使用。つなぎは入れず、良質の地下水だけでこね上げたこの十割そばは、粗目にひくことでそば本来の香りが強くなり、歯応えも楽しめる。独自に作り上げたそばつゆや、来月から店で自家製粉を行うその姿勢には、そばに魅せられ、県内外のそばを食べ歩き、研究し続けるオーナーならではの強いこだわりを感じる。

　今回はメーンにエビのかき揚げ、小鉢には千切り大根と油揚げの煮物、ハクサイとゴボウのサラダとトウキビ入りご飯。いずれもそばの繊細な風味を邪魔せずに、素朴で優しい味に仕上げられている。

　週替わりでさまざまなそばを楽しめるメニューは全5種(700―1500円)。しゃぶしゃぶ風でそばを食べる冬季限定メニュー「地鶏そば」(800―1500円)も開始。

店	撫の杜（ぶなのもり）
住	清武町木原419-3
電	0985(85)3965
営	午前11時―午後2時半、午後5―8時
休	毎週月曜日、第1・3火曜日(祝日の場合は営業)
P	有り
データはすべて新聞掲載時のもので、変更されていることもあります。来店の際には、電話での確認をお勧めします。