1/10(水)、午前10時から電話受付。
みやざき総合美術展実行委員会事務局〔宮崎県立美術館〕Tel:0985-20-3792 (受付時間 10:00~18:00)
来場者が投票で選ぶ「ギャラリー賞」には 書部門 田中恵治さん (宮崎市) の 漢字「高青邱詩(こうせいきゅうし)」が選ばれました。
2024/2/20 「ギャラリー賞」を発表しました
2024/1/29 「写真」「彫刻」部門の入選・入賞者を発表しました
2024/1/28 「書」「デザイン」部門の入選・入賞者を発表しました
2024/1/27 「絵画」「工芸」「自由表現」部門の入選・入賞者を発表しました
2024/1/12 関連イベント情報を追加しました
会場 | 宮崎県立美術館 |
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作品搬入 | 令和6年1月19日(金)~1月21日(日) |
会期 | 令和6年2月10日(土)~2月25日(日)会期中無休 開館時間:10:00~18:00(入室は17:30まで) ※審査をへて、入賞・入選した作品を展示します。 |
観覧料 | 一般:500(400)円 高校生以下:無料 ・ ( )は10名以上の団体及び全教互会員カードご提示の方(提示者を含め5名まで) ・身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、ミライロIDをご提示の方、本人とその介護同伴者1名は無料 |
自由表現、絵画、彫刻、書、写真、工芸、デザイン(7部門)
宮崎県内在住者、宮崎県内在勤・在学者、宮崎県出身者とする(中学生を除く15歳以上の者)。
・創作、未発表の作品に限る。既発表の作品とは、公募展(新聞、雑誌、インターネット等の媒体上で行われるものも含む)において入選・入賞したもの、また審査の有無や入選・入賞に関わらず展示や掲載をされたものとする。個展、グループ展、卒業制作展などで発表した作品は出品可。
・受け付け・審査後に既発表と判明した作品は、審査・展示の対象外とする。
・グループ制作の作品は自由表現部門のみ出品可。
・高校生については、宮崎県高等学校総合文化祭に出品した作品も出品可。
技法や手法、ジャンルにとらわれない自由な芸術表現。自由な意識や発想、多種多様な制作方法や表現等によって生み出された作品、美術に対する新たな提案やメッセージ、チャレンジ精神があふれる作品を幅広く募集する。
自由表現部門は、映像作品以外の募集を締め切りました。
○ジャンルを問わず、高さ2m、幅2m、奥行1.5m以内、重量600㎏以内(接地面積1㎡あたり300㎏以内)とする。展示場所の指定はできない。
・壁掛けを前提とする作品(半立体作品など)は、奥行50㎝、重量50㎏以内のもので、展示金具が取り付けられること。
・展示に必要な機器・機材等は出品者が準備すること。
・インスタレーションなどの出品者自身が搬入時設置する作品については、短時間で容易に展示・移動ができるようにすること。
○グループ制作の作品も出品可。ただし、連絡・確認等のため、代表者名を明記すること。
○自由表現部門での映像作品について(事前の企画書の提出は不要)
・15秒~5分以内とし、アニメーション、実写、CG等のジャンルは問わない。
・ブルーレイディスクまたはDVD(一般のブルーレイプレイヤーで再生可能なもの)で出品のこと。
・冒頭の10秒間には何も入れず、映像スタート前の2秒間に作品名と出品者名のクレジットを入れること。その他の情報(使用ソフト名、協力者名、指導者名、制作年等)は入れず、エンドタイトル等もつけないこと。
・ディスク表面には、作品の題名、出品者名を記入し、受付後、そのケースに作品貼付票を貼ること。
・作品(ディスク)の返却は行わない。
・審査及び展示における再生環境、再生機器、音量及び表示サイズ等については主催者が決定する。
次の2つの種別で募集する。
種別① [under100] 絵の大きさが50号(長辺116.7㎝)超から100号(長辺162.0㎝)以内。
種別② [under 50] 絵の大きさが10号(53.0㎝×33.3㎝)以上50号(長辺116.7㎝)以内。
○種別①と②の両方に1点ずつの出品も可。
○作品保護のため全て額装すること(額は幅10㎝以内、テープ等は不可、ガラス張り不可、アクリル可)。
○画面の厚みは20㎝以内。画面上に凹凸が有る場合も含め画面が正面・側面から見て額縁の枠外にはみ出さないこと。また、額縁の前面や側面を作品画面の延長線上のものとしてとらえた表現を施さないこと。
○重量600㎏以内(接地面積1㎡あたり300㎏以内)。最大幅×最大奥行が4㎡以内とする。ただし、作品の一辺の最長は4m、高さ2m以内。自立して展示が可能であること。
○壁掛けの場合は、全体を1.8m×1.8m以内、厚みを50㎝以内に収め、重量50㎏以内のもので、展示金具が取り付けられること。
○全て額装・枠張のこと。額装はガラス張り不可、アクリル可。
○額装の外寸は1.47㎡(16平方尺)以内で、最大縦幅2.42m(8尺)、最大横幅1.82m(6尺)。
○篆刻は印影のみとし、額装外寸は30㎝×39㎝とする。
○巻子・折帖(展開時の表装外寸は45㎝×400㎝以内)も可。
次の2つの種別で募集する。
種別① [一般写真]
種別② [合成写真]
○「一般写真」とは、画像にデジタル処理を施していないもの。明るさ、彩度、コントラストの軽度な調整は「一般写真」に含まれる。
○「合成写真」とは、画像の追加や削除、合成、コラージュ、明るさ、彩度、コントラストの極端な変更等、二次的なデジタル処理を意図的に施したもの。
○種別①と②の両方に1点ずつの出品も可。
○単写真、組写真共に1枚のパネル貼りもしくは額装にまとめたもの。
・額装の場合はガラス張り不可、アクリル可。
・額等も含めた全体を、90㎝×80㎝以内に収めること(最小サイズの制限はない)。
○みやにちフォトコンテストの応募作品は出品可とする。
○内容、構図、構成が、既に発表された作品と酷似しており、差が認められない場合は、既発表作品とみなす。
○平面作品は、額等を含め1.8m×1.8m以内で展示できるものとし、重さは50㎏以内とする。
○額装の場合はガラス張り不可、アクリル可。
○立体作品は、横幅1.8m、奥行き1.8m、高さ2m以内とし、出品者本人が搬入できる重さであること。
グラフィックデザイン・イラストレーションを募集する。
○大きさはB1判(103.0㎝×72.8㎝)、B2判(72.8㎝×51.5㎝)、A1判(84.1㎝×59.4㎝)とする。
○いずれもパネル貼りとし、パネル等を含め全体の厚さは5㎝以内とする。さし込み式簡易パネル(展示用金具があるもの)も可。
①各部門とも、額装はガラス張り不可、アクリル可とする。
②作品についての説明書きなどは付けないこと。
③出品作品は十分安定した形態であって、保管、展示に耐えうること。原則として食品や土、砂、なまもの、動植物、生物の死骸等を素材にした作品は出品できない。ドライフラワーについてはカバーやコーティング等で密閉状態にすること。
④出品票への記名は雅号やアーティストネームでも受け付ける。その際は雅号・アーティストネームを審査結果の発表や、展示の際の作品ラベルに使用するが、新聞記事では本名を掲載する場合もある。
⑤展示方法及び展示場所は企画委員に一任するものとする。
⑥特殊な施設や装置、映像機器類を必要とするものは出品できない(自由表現部門を除く)。
⑦特殊な表現や素材を使用する作品については、みやざき総合美術展事務局に事前に問い合わせること。
⑧企業名、団体名、実在の個人名、商品名等を使用し、もしくはそれらを容易に連想させることにより、特定の者の利益につながり、または公益に反することになる恐れのある作品は出品できない。受け付け・審査後にそれと判断された場合は審査・展示の対象外とする。
⑨実在の個人や団体を誹謗、中傷すると考えられるもの、差別的内容、または著しい偏見的表現を含むもの、事実に著しく反する内容を含むもの、公序良俗に反するものは出品できない。受け付け・審査後にそれと判断された場合は審査・展示の対象外とする。
⑩受け付け・審査後、既発表作、盗作等であることが判明した作品は、審査・展示の対象外とする。入賞・入選発表後においても同様とする。
⑪著作権等について以下の点に配慮すること。
・作品のモティーフや被写体、または作品に使用する写真、映像及び音楽等の素材に、応募者以外の著作権者等が存在する場合、応募者の責任において使用許諾を得ること。既存のキャラクター等のうつり込みについて、著作権者の許諾が必要な場合も同様。
・本展は有料の展覧会であり、著作権の使用申請をする際に無料の展覧会とは手続きが異なることに留意すること。第三者から権利侵害、損害賠償等の主張がなされた場合、審査・展示の対象外とすることがある。また、そうした場合には応募者が自らの責任で対処するものとし、主催者側は一切の責任を負わない。
・作品の著作権は制作者に帰属するが、主催者が広報や発表などの目的で写真等その複製を使用する場合は、制作者の許可を要しないものとする。
⑫自然災害等により作品受け付け等を中止したり、会期中に臨時休館をしたりする場合は、宮崎日日新聞社の新聞紙上やみやざき総合美術展ホームページ、県立美術館フェイスブック、インスタグラム等にて発表する。
1部門につき1人2点まで
1点につき 一 般 4,000円 75歳以上 3,000円 学 生 1,500円
○75歳以上の年齢は開催年度末(令和6年3月31日時点)の年齢とする。
○学生とは、義務教育終了後に進学している学校(専修学校及び各種学校を含む)の在学生をいう。
○直接搬入の場合は、受付時に納入すること。
○郵送または宅配での搬入の場合は、郵便為替を同時に送付するか、または、銀行振込で令和6年1月16日(火)までに納入すること(振込先はⅢ搬入・搬出の1搬入(2)に記載。現金及び現金書留不可)。
○納入後の払い戻しは行わない。
○出品申込は出品票の提出により行う。
・1部門に2点出品する場合は、1枚の出品票に2点列記すること。
・複数部門出品の場合は、部門ごとに出品票を提出すること。
○出品票は正確かつ丁寧に楷書で記入すること(判別しにくい文字、異体字等は、主催者の判断で常用漢字等をあてて対処し、それを発表・広報等のデータとする)。
○個人情報は主催者が管理し、本美術展の関連事業以外で使用することや、本人の同意なく第三者へ開示することはない。なお、入賞・入選者の報道等による発表のために、氏名、作品の題名、出品者居住市町村名の3項目は公表する。入賞者については、年齢、在籍学校名、連絡先を報道機関に情報提供することがある。
○出品後の作品について正常な管理状態のもとで生じた不慮の事故や、不可抗力等による紛失、破損、汚損等に対し、主催者側は一切の責任を負わない。額、マット、アクリル等についても同様とする。また、主催者管理下外での紛失、破損、汚損等に対して主催者側は一切の責任を負わない。
○審査の際、部門によっては作品裏に整理のための印を付ける場合がある。
⑴直接搬入
①個人・業者 期間:令和6年1月19日(金)~ 1月21日(日) 10:00~17:00 ※21日(日)は16:30まで
②業者限定 期間:令和6年1月18日(木)13:30~17:00
※場所はいずれも美術館地下搬入口
⑵郵送または宅配による搬入
①期間:令和6年1月19日(金)~ 1月21日(日) 10:00~17:00 ※21日(日)は16:30まで
期間内必着。美術品扱い等にて、配達日時指定の上送付すること。
②送付先:〒880-0031宮崎市船塚3丁目210番地 宮崎県立美術館「みやざき総合美術展」係
「みやざき総合美術展応募作品在中」の旨と、「部門名」を朱書きすること。
③注意点
・輸送中の事故については、主催者側は一切の責任を負わない。
・搬入に要する費用は全て出品者の負担とする。
・規格外の作品は、着払いにより返送する。
同時送付するもの
・出品票
・出品料(郵便為替)
※銀行振込の場合は1月16日(火)までに下記に振り込む
※振込明細書は提出不要。ただし団体で振り込む場合は、明細書の備考欄に出品者名を記載し、その写しを提出すること。
【振込口座】宮崎銀行 平和台支店 普291287 【振込先名】みやざき総合美術展実行委員会
・封筒
※表に住所、氏名を記入し、84円切手を貼った「長3号」封筒(受付番号通知及び作品引換券送付用)
作品引換券と引き換えに行う(ディスクで出品した映像作品は返却しない)。
①期間
選外作品
個人・業者 令和6年2月10日(土)、11日(日) 10:00~17:00
業者限定 令和6年2月9日(金) 10:00~17:00
入選作品
個人・業者 令和6年3月2日(土)、3日(日) 10:00~17:00
業者限定 令和6年3月1日(金) 10:00~17:00
② 場所:搬入場所と同じ。
③ 期間内に搬出されない作品は、本人着払いにより返送する(作品によっては、料金が高額になることがある)。
⑵着払い返送について
①出品者負担で着払いにより返送できる(搬出当日の急な変更には対応できないことがある)。
②着払い返送は、主催者が委託する運送業者が行う。
着払いが可能な作品のサイズは、原則として、梱包した際の3辺(縦+横+高さ)の合計が170㎝以内(重さ25㎏以内)。 その場合の料金は、2,400円程度となっている。これより大きな作品や、作品の特性によっては、高額になることもある。
③輸送中の事故については、主催者側は一切の責任を負わない。
令和6年1月23日(火)~1月28日(日)
世界規模のパンデミックを超え、移動や人々との交流が日常に戻ってきました。それでもなお、世界は暴力にあふれ、地球温暖化は進んでいます。将来の岐路に立つわれわれは、どこに向かうのでしょうか。いかなる時代においても、未来の扉を開いてくれる作品は、当たり前の常識を疑い、自由を求める心から生まれます。旧来のアートの常識にとらわれず、世界を再構築するような挑戦を期待しています。
世界規模のパンデミックを超え、移動や人々との交流が日常に戻ってきました。それでもなお、世界は暴力にあふれ、地球温暖化は進んでいます。将来の岐路に立つわれわれは、どこに向かうのでしょうか。いかなる時代においても、未来の扉を開いてくれる作品は、当たり前の常識を疑い、自由を求める心から生まれます。旧来のアートの常識にとらわれず、世界を再構築するような挑戦を期待しています。
引き続き審査員を務めさせていただき、とても光栄だ。昨年は表現の仕方こそ違えど、宮崎の街の風景、日々の仕事や暮らし、友人や家族との時間など、描く人が一番大切にしているもの、面白く思っていることをしっかりと受け止めた絵が光っていた。初めて訪れた宮崎の伸びやかな自然と、お会いした方々の穏やかで誠実な人柄も印象的だった。今年も宮崎の地で、どんな絵と出合えるのか楽しみにしている。
引き続き審査員を務めさせていただき、とても光栄だ。昨年は表現の仕方こそ違えど、宮崎の街の風景、日々の仕事や暮らし、友人や家族との時間など、描く人が一番大切にしているもの、面白く思っていることをしっかりと受け止めた絵が光っていた。初めて訪れた宮崎の伸びやかな自然と、お会いした方々の穏やかで誠実な人柄も印象的だった。今年も宮崎の地で、どんな絵と出合えるのか楽しみにしている。
何が描かれていても、描かれているものの向こうにどのように作者が感じられるのかが重要だ。作者が10人いれば10通りの違った絵がある。見えるものを手掛かりに、その奥に作者の真摯さや切実さがどれだけ感じられるのか。技術や感覚を超えて絵の向こうから立ち現れてくる、目には見えない何か。五感を研ぎ澄まし、その「何か」を感じたい。優劣を付けて評価するのは難しいが、どんな作品に出合えるのか楽しみだ。
何が描かれていても、描かれているものの向こうにどのように作者が感じられるのかが重要だ。作者が10人いれば10通りの違った絵がある。見えるものを手掛かりに、その奥に作者の真摯さや切実さがどれだけ感じられるのか。技術や感覚を超えて絵の向こうから立ち現れてくる、目には見えない何か。五感を研ぎ澄まし、その「何か」を感じたい。優劣を付けて評価するのは難しいが、どんな作品に出合えるのか楽しみだ。
新型コロナ後の世界は、グラグラと揺れているように感じる。世界はどうなっていくのだろう。不安な中でも、私たちは閉じない方向を目指すのが良いと思う。そこで彫刻の登場だ。彫刻は世界そのもの。月、人、花…世界はどこにでも何にでも存在し、存在させることができる。今、生きて感じる思いをかたちにしよう。彫刻という新しい世界を作ってみよう。自由に解放された力作を待っている。
新型コロナ後の世界は、グラグラと揺れているように感じる。世界はどうなっていくのだろう。不安な中でも、私たちは閉じない方向を目指すのが良いと思う。そこで彫刻の登場だ。彫刻は世界そのもの。月、人、花…世界はどこにでも何にでも存在し、存在させることができる。今、生きて感じる思いをかたちにしよう。彫刻という新しい世界を作ってみよう。自由に解放された力作を待っている。
書の魅力は柔らかさも、強靱さも有した線の美しさと、線と線が織り成す、書かれていない所の空間「白」の美しさに尽きる。造形の美しさ、確かな筆法、そして字間・行間の余白の美しさなど総合的な見地から「良い作品を見落とさない」審査に当たるよう心がける。努力に勝るものはない。1枚でも多く書き込んだ練度の高い、そして自分という個性の盛り込まれた格調高い作品を制作出品していただきたい。
書の魅力は柔らかさも、強靱さも有した線の美しさと、線と線が織り成す、書かれていない所の空間「白」の美しさに尽きる。造形の美しさ、確かな筆法、そして字間・行間の余白の美しさなど総合的な見地から「良い作品を見落とさない」審査に当たるよう心がける。努力に勝るものはない。1枚でも多く書き込んだ練度の高い、そして自分という個性の盛り込まれた格調高い作品を制作出品していただきたい。
書、特に漢字作品の審査は難しい。書体に篆隷楷行草の5体に加えて、調和体まで存在し、さらに形式も額ばかりでなく帖・巻子から篆刻まであり、それぞれに表現する魅力の方向が違うからだ。しかし、そんな多岐にわたった作品群でも鑑別・審査には時間はかからない。それは共通して審査対象とする項目があるからだ。「迫力」と「練度」。この2点に絞って審査するつもりである。奮って挑戦してほしい。
書、特に漢字作品の審査は難しい。書体に篆隷楷行草の5体に加えて、調和体まで存在し、さらに形式も額ばかりでなく帖・巻子から篆刻まであり、それぞれに表現する魅力の方向が違うからだ。しかし、そんな多岐にわたった作品群でも鑑別・審査には時間はかからない。それは共通して審査対象とする項目があるからだ。「迫力」と「練度」。この2点に絞って審査するつもりである。奮って挑戦してほしい。
「そろそろ『写真』という言葉の呪縛から解放されたらどうだろう。前の時代にできあがった『写真』という概念から自由になったらどうだろう」。40年以上前に行われたある写真イベントの案内から抜粋した言葉だ。昨年、写真は変容し続けるメディアだからこそ新しい表現に期待したいと書いた。素晴らしさにうなるような作品だけでなく、これは「写真」なのかと審査員がたじろいでしまうような作品を期待している。
「そろそろ『写真』という言葉の呪縛から解放されたらどうだろう。前の時代にできあがった『写真』という概念から自由になったらどうだろう」。40年以上前に行われたある写真イベントの案内から抜粋した言葉だ。昨年、写真は変容し続けるメディアだからこそ新しい表現に期待したいと書いた。素晴らしさにうなるような作品だけでなく、これは「写真」なのかと審査員がたじろいでしまうような作品を期待している。
写真は誰にでも撮れるが、誰も撮れない写真を撮れてこそ意味がある。そこには驚きや感動、美しさやはかなさ、いろいろな物が映り込んでくる。自分にしか撮れない写真を撮るには、まず自分自身を知らなければならない。情報が交錯し、良いものと悪いものの分別も付かない世の中になりつつある今こそ、自らの表現を見つけていく作業が必要だ。自分にしか撮れないものを撮る。そんな作品に出合いたい。
写真は誰にでも撮れるが、誰も撮れない写真を撮れてこそ意味がある。そこには驚きや感動、美しさやはかなさ、いろいろな物が映り込んでくる。自分にしか撮れない写真を撮るには、まず自分自身を知らなければならない。情報が交錯し、良いものと悪いものの分別も付かない世の中になりつつある今こそ、自らの表現を見つけていく作業が必要だ。自分にしか撮れないものを撮る。そんな作品に出合いたい。
前回は自分の持っている技術で何を作り、何を表現したいかが伝わってこない、ただ自己満足で終わっているような作品が見受けられた。安易な思い付きではなく、じっくり構想を練った創意工夫が感じられる作品を期待している。また平面作品は、フレーム等に気配りした上で出品してほしい。そして前回は木工作品が1点のみだったので、私としては専門の木工、漆芸などの作品も増えることを楽しみにしている。
前回は自分の持っている技術で何を作り、何を表現したいかが伝わってこない、ただ自己満足で終わっているような作品が見受けられた。安易な思い付きではなく、じっくり構想を練った創意工夫が感じられる作品を期待している。また平面作品は、フレーム等に気配りした上で出品してほしい。そして前回は木工作品が1点のみだったので、私としては専門の木工、漆芸などの作品も増えることを楽しみにしている。
デザインは、ある目的をもって情報を相手に伝える、メッセージを送る手段です。つまり、デザインとは広義には情報であり、その情報を分かりやすく、魅力的に組み立て表現することで新たな価値や体験を生み出します。人と人、社会、科学、芸術といったさまざまな関係性の中で、良質な「対話」を生み出す知恵がデザインの役割。昨年に続き2回目の審査で、どのようなメッセージに出会えるかを楽しみにしています。
デザインは、ある目的をもって情報を相手に伝える、メッセージを送る手段です。つまり、デザインとは広義には情報であり、その情報を分かりやすく、魅力的に組み立て表現することで新たな価値や体験を生み出します。人と人、社会、科学、芸術といったさまざまな関係性の中で、良質な「対話」を生み出す知恵がデザインの役割。昨年に続き2回目の審査で、どのようなメッセージに出会えるかを楽しみにしています。
審査が終了次第、部門ごとに順次発表する。
①令和6年1月27日(土)、28日(日)、29日(月)付の宮崎日日新聞紙上に掲載(予定)
②入選者及び入賞者の氏名等を所定の場所に掲載または掲示する。
・ みやざき総合美術展ホームページ・・・ 10:00
・ 県立美術館1階の掲示板・・・・・・・ 10:00(1月29日を除く)
③ 希望者にははがきにより通知する。令和6年1月31日(水)頃発送予定
※ 電話等による問い合わせは受け付けない。
⑴ 部門別に特選、準特選、奨励賞を設け、賞状と副賞を贈呈する。
※特選の中から、各部門に大賞1点を設ける。
※賞金は、大賞が5万円と5万円相当の副賞、特選は5万円、準特選は2万円、奨励賞は1万円。
※奨励賞は75歳以上及び18歳以下(年齢はいずれも令和6年3月31日時点)の者を対象とし、該当なしの場合もある。
⑵ 大賞受賞者に、副賞として以下の①~④から希望するレベルアップ補助(上限5万円)を贈呈する。ただし、特定の補助に希望が重なった場合は調整することがある。
①国内の展覧会視察のための往復航空券の補助
②今後の作品制作に必要な画材や物品等の購入の補助
③次年度の中央の公募展等への出品経費(作品制作費、作品輸送料等)の補助
④次年度の県立美術館または宮日会館における、会期1週間程度の個展会場の無償提供
※①、②、③については、令和7年2月末日までに宮崎日日新聞社事務局に請求書や領収書などの提出が必要。
※④の展覧会の会場及び会期は、主催者が提案する会場と会期から選択する。
⑴ みやざき総合美術展の同一部門で特選(大賞を含む)を3回受賞した者は「みやざき総合美術展・無鑑査」とする。
⑵ 宮日総合美術展で既に無鑑査にある者は、みやざき総合美術展においても継続して無鑑査とし、今後もプロフィール等で「宮日総合美術展・無鑑査」を使用できる。
⑶ 宮日総合美術展の特選受賞歴は有効とし、みやざき総合美術展と合わせて3回の特選を受賞した時点で無鑑査とする。その場合は「みやざき総合美術展・無鑑査」となる。
⑷ 自由表現部門は、ジャンルを問わず部門をまたがる芸術表現もあるため、無鑑査の対象外とする(自由表現部門で特選を3回受賞しても無鑑査とはならない)。
⑴ 対 象:各部門の大賞・特選・準特選及び奨励賞受賞者
⑵ 日 時:令和6年2月11日(日・祝)11:00及び14:00から(部門により時間を設定)
⑶ 会 場:美術館1階アートホール
※ギャラリー賞の表彰は、美術展会期中に別途行う。
講師:永友 大蔵 氏(書部門企画委員)
日時:令和6年2月12日(月) 14:00~15:00
場所:宮崎県立美術館 2階 企画展示室
定員:先着30名(高校生以上)
講師:梅下 政良 氏(絵画部門企画委員)
日時:令和6年2月17日(土) 14:00~15:00
場所:宮崎県立美術館 1階 アートホール / 2階 県民ギャラリー
定員:先着30名(中学生以上)
1/10(水)、午前10時から電話受付。
みやざき総合美術展実行委員会事務局〔宮崎県立美術館〕Tel:0985-20-3792 (受付時間 10:00~18:00)
都市空間を舞台にした屋外型国際写真祭「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」、新進写真家発掘のためのフォトコン「ZOOMS JAPAN」など、さまざまな写真イベントに携わる速水さんだからこそ語れる写真の未来や価値、可能性へのお話をお楽しみください。
講師:速水惟広氏(写真部門審査員)
演題:「日本の写真は欧米からどう見られてきたか?これからどうなるか?」―フェスティバル、フェア、新しい文脈と可能性―
日時:令和6年2月18日(日) 14:00~15:30
場所:宮崎県立美術館1階 アートホール
定員:60人
メールでの受け付けのみで、定員になり次第終了します。住所と氏名、電話番号、人数を明記し、biten@the-miyanichi.co.jpへメール送信してください。
本県の芸術文化の振興と発展に貢献できる人材を育成することを目的として、みやざき総合美術展の入賞者の中から、特に将来性のある者を若干名選考し、芸術活動とレベルアップをサポートする。
対象 | 県内在住者でみやざき総合美術展の入賞者(大賞・特選・準特選の受賞者)。支援を受けられるのは2回を上限とし、プログラム内容は異なるものとする。 |
---|---|
支援金額 | 支援金:最高100万円(最低50万円) ※若干名を募集します。金額はプログラムの内容によって決定させていただきます。 |
プログラム内容 | 宮崎県の芸術文化の振興、発展を前提としたうえで、自身の芸術活動、レベルアップを目的としたものであれば、プログラムの内容は自由に立案できます。 例えば①国内での美術留学(芸術系大学や専門学校への進学に伴う入学費や在学費の支援、工房等での短期研修など)、②国内外の画廊等での個展開催、 ③海外への短期美術留学、取材・研修旅行など |
申請方法 | みやざき総合美術展ホームページから所定の申請書をダウンロードし、必要事項を入力して1月21日(日)までにメール添付 (biten@the-miyanichi.co.jp)で送信するか、または、印刷した申請書に記入し、出品時に持参して受付に提出する。 |
発表 | 2023年3月上旬予定 |
申込記入事項(予定) | 支援を希望するプログラムの内容 プログラムを希望する理由 支援希望金額 プログラムの全体予算 これまでの芸術活動 今後の芸術活動予定 みやざき総合美術展に応募した部門・作品名等 氏名・連絡先等の基本情報 |
条件 | 〇報告書の提出(プログラム実施後、活動の様子などのレポートをご提出ください) ※報告書の提出は基本的に終了後となりますが、学校への入学など、プログラムが複数年にわたる場合は、年度末に1年目の報告書を提出することで終了といたします。 ※内容によっては活動中に宮崎日日新聞への寄稿を求める場合があります。 〇作品寄贈(主催・協賛など4者へ作品寄贈をお願いします) ※寄贈は1者1作品、サイズは問いません。 ※寄贈作品は各者で管理し、一般の方が閲覧できるよう展示する場合があります。 |
主催/宮崎日日新聞社 共催/宮崎県 協賛/文化コーポレーション、宮崎太陽銀行 後援/宮崎県教育委員会 |
主に表彰、副賞、無鑑査、記念講演会、芸術家支援プログラム等に関わること
宮崎日日新聞社 事業部
〒880-8570宮崎市高千穂通1丁目1-33 電話:0985-26-9303(平日9:00~17:00)
主に各部門の内容や規格、使用素材、自由表現部門の企画書、展示方法、搬入・搬出、関連イベント(記念講演会を除く)等に関わること
宮崎県立美術館 学芸課
〒880-0031宮崎市船塚3丁目210番地 電話:0985-20-3792(9:30~18:00 休館日を除く)