ドラマ【推しの子】に出演する(左から)原菜乃華、野田クリスタル、齊藤なぎさ
Amazonと東映による【推しの子】実写映像化プロジェクトより、ドラマシリーズがPrime Videoにて28日よりプライム会員向けに世界独占配信された。そして配信開始まで一切明かされていなかった“ぴえヨン”役としてお笑い芸人・野田クリスタル(マヂカルラブリー)の出演が明らかとなった。
【写真】マヂラブ野田が作り上げた完璧な“ぴえヨン・ボディ”
“ぴえヨン”とは、物語の主人公・アクア(櫻井海音)、双子の妹・ルビー(齊藤なぎさ)らとともに芸能事務所「苺プロダクション」に所属する謎の“覆面筋トレ系YouTuber”。マッチョな肉体に特徴的な高音ボイス、海パン姿にひよこを模した被り物という怪しさ満点の姿とは裏腹に、小中学生に大人気、年収1億円を誇る苺プロダクションきっての稼ぎ頭。
公開されたメイキング写真では、“ぴえヨン”に扮し、見事に鍛えあげられた肉体美を披露する野田の姿とともに、ルビー役の齊藤、有馬かな役の原菜乃華とマッスルポーズを決める仲むつまじい様子が映し出されている。ぴえヨンが登場するのは、ドラマシリーズ第3話。“初代「B小町」”のセンターとして活躍していたかつてのアイのように、アイドルになることを一途に夢見るルビーだったが、芸能活動は前途多難。アイドルとしての仕事が全く無い中、苺プロダクション現社長・斉藤ミヤコ(倉科カナ)の助言により、事務所に引き入れた元・天才子役女優のかなとともに手始めにYouTubeチャンネルを開設することに。そんな彼女たちをサポートするため現れたのが、大人気Youtuberの“ぴえヨン”だった。
そんな原作でも屈指の人気キャラクターである“ぴえヨン”への大抜てきに喜びを爆発させる野田は、「いろんな“ぴえヨン”候補がいたと思うんです。そこで勝ち抜いたというか、俺の出番が来たかって。数あるマッチョな先輩たちを出し抜いてここまで来れたんだなって。鍛えててよかったなって思います」とコメント。同時に大きなプレッシャーを感じながらも役作りのために2ヶ月間で10キロもの体重を減量し「ありとあらゆる面で“ぴえヨン”に近づこう」と気合十分で撮影に臨んだと話す。
「“ぴえヨン”ってすっごい人気なんで、(身体が)仕上がってないと『なんで野田にやらせたんだろう』とか言われると思ったんでえーらい絞りました。パンツがブーメランなんで足のトレーニングもしっかりやって。あと胸筋。あのでっかい胸筋は必ず再現したかったので、もう切れるんじゃないかってくらいやりました」と、完璧な“ぴえヨン・ボディ”獲得に向けたひたむきな努力とこだわりを明かした。
いよいよ本日からドラマシリーズ配信開始となり、ようやく出演について明かせることとなった野田。「めっちゃ人に言いたくなったけど言えないんで。もうずーっと『俺、【推しの子】出るんだぜ』っていう感じでしたね。誰と会話してても、『まあ俺、【推しの子】出るけどね』っていう(笑)ずーっと心の中でマウントとってました」と、当時の心境を振り返るとともに、「この日のために仕上げた身体、しっかり見てください!面白いよ!推してくれよ、俺を!俺が一番“ぴえヨン”だ!!」と力強くアピールした。
28日にはドラマシリーズ1話から6話までが公開。12月5日午後9時よりドラマシリーズ7話・8話が配信される。ドラマの続きとなる映画『【推しの子】-The Final Act-』は東映配給にて12月20日より全国公開。
■【推しの子】とは
2020年より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて連載中の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏のタッグによる漫画が原作。単行本の累計発行部数は1800万部を突破した(2024年7月現在)。主人公が伝説的アイドル・アイの子どもとして転生するファンタジックな設定と、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、“芸能界”という複雑な世界に躊躇(ちゅうちょ)なく切り込んだストーリーで、幅広い世代の心をつかんでいる。
(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
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