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菜々緒主演『無能の鷹』ついに今夜最終回 ラストも脱力の泣き笑い回に

11/29 06:00

金曜ナイトドラマ『無能の鷹』第8話より
(C)テレビ朝日

 俳優の菜々緒が主演し、塩野瑛久が共演するテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『無能の鷹』(後11:15)の最終回がきょう29日に放送される。

【写真】クランクアップで大号泣する菜々緒

 本作の主人公・鷹野ツメ子(菜々緒)は、どこからどう見ても中堅エース級の風格を備え、超有能そうな見た目なのに、実は衝撃的に無能。一方、鷹野と同期入社の鶸田道人(ひわだ・みちと/塩野)は、本当は仕事ができるのに、見るからに無能そうな残念サラリーマン。“有能に見える女”と“無能に見える男”の最強タッグが奇跡を起こす、新時代のお仕事ドラマ。

 最終話は、目立った成長もないまま、気づけば入社して1年の時が経とうとしていた鷹野と珍相棒・鶸田(塩野)の姿からスタートする。鶸田には「この会社でやっていけそう」と前向きな気持ちも芽生え始めていたが、部長の朱雀から衝撃的な事実が告げられる。TALONの営業部が規模縮小のあおりを受けて数か月後に閉鎖することに。鳩山、雉谷、鵜飼らは転職活動に躍起になるが、それをよそに現実を受け止めきれず落ち込む鶸田。

 一方の鷹野は、訪れた取引先で誤解が誤解を呼び、なぜかロボット工学の研究者・六角(浜田信也)らにイノベーティブでブレイクスルーな究極のロボットをプレゼンしたことが功を奏し、高性能に見えて何の役にも立たない、取り柄なしの究極の“無能ロボット”鷹ロボの発案者になる。またもや鷹野が奇跡を巻き起こすが、驚くべきことにこの「鷹ロボ」が世界的な大ヒット商品となり、無能が世界を平和にする事態に発展。挙句の果てには、鷹野がアメリカの企業からヘッドハンティングされることに。“無能”の鷹野は、ついに海を渡ることになるのか。

 最終話にふさわしく、涙なしでは見られない“エモい”シーンも。しかし、ハッと気づくと、そんなにエモくもなく…。ラストも脱力の泣き笑い回となっている。

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