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『全領域異常解決室』主要キャストが笑顔で撮了 ユースケ・サンタマリア「本当に…“6年半”という長い間」

12/06 08:00

『全領域異常解決室』(上段左から)柿澤勇人、ユースケ・サンタマリア/(下段左から)成海璃子、小宮璃央
(C)フジテレビ

 俳優の藤原竜也が主演し、広瀬アリスが共演するフジテレビ水10ドラマ『全領域異常解決室』(毎週水曜 後10:00)で、柿澤勇人ら主要キャストがクランクアップ。ユースケ・サンタマリア、成海璃子、小宮璃央も笑顔で撮影を終了した。

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 完全オリジナルとなる本作は、脚本・黒岩勉氏、演出・石川淳一氏による実力派スタッフで制作する、手に汗握る本格ミステリードラマ。身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」(通称「全決(ゼンケツ)」)という世界最古の捜査機関が解決していく本格ミステリー。

 柿澤演じる直毘吉道(なおび・よしみち)は、ヒルコの神隠し事件をはじめ、“異常事件”が発生すると「全決」へ捜査依頼する内閣官房国家安全担当審議官。「全決」のメンバーが神だという極秘事項を知る数少ない人物のひとりである。

 しかし、先週放送された第8話で直毘は、「全決」に疑念を抱き、神についての情報などを警察にリークしてしまうという、ある意味「全決」に対する裏切り行為とも取れる行動を起こしてしまう。この衝撃的展開にSNSでは、「直毘さん、何してるの!」「直毘さんが動いた」など、さまざまなコメントが寄せられた。

 そんな直毘を演じた柿澤は、無事全ての撮影を終え、スタッフから大きな拍手が贈られると、安堵の表情を浮かべ、「思い返せば、衣装合わせの時に、直毘という役はいろいろとしんどい役かもしれない、と言われたんですよね」と当時を振り返った。

 そして、「それが(何度も)ビッグデータの解析…タブレットを持って、色んな“パーセンテージ”を言うという(笑)」と普段なかなか口にすることのないセリフについて本音を明かすと、周囲のスタッフからは笑いが起こる。「でも、スタッフの皆さんと現場の雰囲気が本当に温かくて、(出演者の)先輩方が作って下さった空気もあると思いますが、毎回現場に行くのが楽しくなるような現場でした。本当にお世話になりました。ありがとうございました!」と改めてスタッフ・キャストへ感謝の言葉を伝えた。

 警視庁捜査一課のメンバーで、世間を騒がす「ヒルコ」を捜査するヒルコ専従班の班長・荒波健吾を演じたユースケ、同じくヒルコ専従班で警部補の二宮のの子を演じた成海、荒波と二宮の部下で巡査部長(ヒルコ専従班)の北野天馬を演じた小宮も笑顔でクランクアップを迎えた。

 ユースケは監督から花束を手渡されると、「皆さん、本当に…“6年半”という長い間、よくして頂いてありがとうございました!荒波のスピンオフ『ありがとう。荒健先生!』が深夜帯でやるそうです(笑)」と早速ジョーク連発で笑いを誘う。「まだ、大一番は残っているとは思いますが、頑張って下さい!ありがとうございました」とスタッフへエールを送り、感謝の意を表した。

 成海は「どんなストーリー展開になるのか、脚本をもらうたびに毎回ビックリして…最終回もすごく驚きました」と語り、「皆さんと創り上げていくのは本当に楽しかったです。笑いの絶えない現場でいつも温かく迎えて下さりありがとうございました。お疲れさまでした!」と言葉を紡いで、キャスト・スタッフへの思いを明かした。

 小宮は「皆さん、本当にお疲れさまでした。撮影はあと少し残っていると思いますが、頑張って下さい」とねぎらいの言葉を伝え、「自分もちょっと…この3ヶ月間、至らない点がたくさんあったと思いますが、もっともっと成長して、皆さんとまたご一緒できるように頑張りたいと思います!本当にありがとうございました」とあふれる気持ちを押さえながら、深々と頭を下げた。

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