『ウイングマン』イベントに登場した関智一(右)
(C)ORICON NewS inc.
声優の関智一、漫画家の桂正和氏が6日、千葉・幕張メッセで開催された『東京コミコン2024』内で行われた実写ドラマ『ウイングマン』のステージイベントに参加した。この日は、ウイングマンと敵キャラ・宮野真守が演じているキータクラーも登場し、観客向けに記念撮影することになったが、関は「宮野真守じゃなくてごめんなさい」と笑わせた。
【写真】悪さしないキータクラー(笑)『ウイングマン』ポーズする桂正和&関智一
『ウイングマン』は、『電影少女』や『I"s』で知られる漫画家・桂正和氏による『週刊少年ジャンプ』(集英社)連載デビュー作(1983~85年まで)にして代表作を実写化。特撮ヒーローオタクの高校2年生・健太(藤岡真威人)が、正義のヒーロー“ウイングマン”を考えだし、友人の協力を得てスーツや武器を自作する。
そして、健太の前には異次元世界・ポドリムスから三次元(地球)世界へやってきた謎の少女・アオイ(加藤小夏)が現れる…というストーリー。健太はドリムノートの力で5分間だけ“ウイングマン”に変身できるようになる。
関はドラマで、異形の存在であるポドリムス人の声、宇宙刑事ギャバンの声を担当。プライベートでも特撮好きとして知られている。今回のドラマ出演に「ドラマはもう、最高ですよ! 小学生当時、僕がなりたかった人が健太。いまさらドラマになるとは思っていなかった! 毎週楽しみに見ています」と大興奮。
ドラマの総監修を務めている桂氏は、これまでの制作苦労を明かし「SFの辻褄あわせに一生懸命でした。話のコンセプトとあらすじは、(脚本が)あがってくるたびに面白かったのですが、SF的なところで原作にあわせすぎていて、それを直していました」と説明。
「最初に言ったのは、アオイは最初から日本語を言わずに変なことを言ってほしいとお願いしました」と打ち明けた。
また、イベントではさまざまな記念グッズ発売が発表。フィギュアなどをすでに予約したという関に桂は「販売元からもらえるんじゃないの?」と話すと、関は「もし、もらえたら、もらうのですが、1人のファンとしては購入していかないと」と説明。
続けて「売れ行きによっては今後の展開が変わっていく。選挙と一緒です。僕が買っても変わらないと思ったら、何も変わらない。買うことで新しいキャラが出てくるかもしれないので」という金言が出ると、会場から拍手が起きた。
関連記事