『レ・ミゼラブル』本初日開幕記念会見に出席した生田絵梨花
俳優の生田絵梨花が20日、東京・帝国劇場クロージング公演 ミュージカル『レ・ミゼラブル』本初日開幕記念会見に登場した。
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帝劇は2025年2月、建て替えのため休館し新たな劇場へと生まれ変わる。そして現・帝劇のクロージング公演としてきょう20日~2025年2月7日まで『レ・ミゼラブル』が上演される。帝劇を皮切りに3月には大阪・梅田芸術劇場メインホール、4月には福岡・博多座、5月には長野・まつもと市民芸術館、5月・6月には北海道・札幌文化芸術劇場hitaru、6月には群馬・高崎芸術劇場をめぐる。
2017年と19年にコゼットを、21年にエポニーヌを演じた生田は、今回役替わりしてコゼットの母であるファンテーヌ役を演じる。会見では、開幕を迎えた本作について“漢字1文字”でその思いを表現することに。生田は『巡』とし、理由を「今回ファンテーヌとして新しい挑戦をさせていただきます。同じ作品で、めぐりめぐって今回の役に携わらせていただくのはすごく幸せなことだなと。それは稽古の時も、幕が開いてからもすごく思うことで、緊張もするんですけど、その幸せをかみしめながらこれからもステージに立っていられたらなと思います」と語る。
また帝劇クロージング公演への思いを聞かれると「初めて帝国劇場に立たせていただいたのが、コゼット役の時で7年前になるんですけど、ちょうどその時の囲み取材が一つとても大きな思い出になっています」と振り返る。
「知念里奈さんがまさにこの場所で、当時コゼット役だった私に『いつかファンテーヌをやってほしい』という言葉をくださったんです。その時に私も『頑張りたいです!』と言って、“いつか…”と思っていたので、今ここにファンテーヌとして立てているのが感慨深いです。帝国劇場がなくなってしまったらこの場所にも立てないので、今回は本当に運命的なタイミングだったなと思うんですけれど…クロージング公演はファンテーヌとしてしっかり闘って、生き抜きたいなと思います」と決意をにじませた。
会見には、生田のほか吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔、伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰、昆夏美、木下晴香も登場した。
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