中山美穂さん(2017年撮影)
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昨年12月に急死した中山美穂さん(享年54)が、9日放送の香取慎吾が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜 後10:00※初回15分拡大)に出演した。
【写真】約2年前…中山美穂さん&中山忍の貴重2ショット
美穂さんは主人公・大森一平(香取)の義弟・小原正助(志尊淳)が保育士として働く保育園で、園長を務める園田美奈子役で登場。ドラマ内での初登場シーンでは退勤しようとする小原におもちゃの修理を頼み、きりっとした笑顔を見せたかと思えば、颯爽とその場を去っていった。また番組最後には「中山美穂さんが昨年12月6日に逝去されました。謹んで哀悼の意を表します」とのコメントが伝えられた。
美穂さんが登場するとX上でもトレンド入り。「ちょっとコミカルで新鮮でもっと見ていたかった」「中山美穂さんの笑顔、懐かしいですね」「一瞬だったけど、また会えた!」との反響が寄せられた。
フジテレビは撮影済の第1話と3話のシーンに関しては「所属事務所およびご遺族との協議の結果、そのご意向を汲み、予定通り放送」すると発表していた。また当初、第5話は美穂さん演じる園田が物語の中心となる構成だったといい、美穂さんの逝去を受け、美穂さんの役柄を引き継ぐ形で、新しい園長・鮫島ふみ役を作り、美穂さんの妹・中山忍がその役柄を演じることが決まっている。
同作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの“最低男”が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことになるというストーリー。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込みながら、“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となる。
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