映画『違国日記』公開記念舞台あいさつに登壇した瀬戸康史
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俳優の瀬戸康史が29日、都内で行われた映画『違国日記』（6月7日公開）公開記念舞台あいさつに登壇した。この日は主演の新垣結衣に“めい”役として共演した早瀬憩がサプライズで手紙を朗読。瀬戸は感涙する新垣に、白いハンカチを手渡してフォローした。
【写真】共演者からの手紙に感動…涙を拭う新垣結衣
今作は、人見知りな小説家の主人公・高代槙生（新垣）が、事故で両親を失った中学生田汲朝（早瀬）を引き取ることになったことから始まる同居譚。それぞれ癒えない傷を抱える2人は、なかなか理解し合えなかったが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマとなる。
これまで撮影から宣伝まで2人で駆け抜けてきた新垣と早瀬。別れてもなお槙生を支え、槙生と朝を見守る元恋人・笠町を演じた瀬戸に、新垣は「登場シーンが本当にもう、もと出てほしかった」とその芝居を絶賛。瀬戸は「あ、僕？」と驚きつつ「原作とは違いますよね。監督が僕を選んでくれ理由…なんで僕なんでしたっけ？」と質問。瀬田なつき監督は「この落ち着いた。包みんでくれるような安心がお会いしたときにあった」と起用理由を明かした。
中盤、今月誕生日を迎えた新垣と早瀬にケーキが運び込まれ、さらに新垣には早瀬から感謝の思いをつづった手紙が贈られた。「優しくておだやかで意外とおちゃめな結衣さんが大好きです」と声を震わせ読み上げる早瀬と、それを聞いてこらえきれない新垣が涙を流す感動のシーンも見られた。
固くハグする2人をそばでみていた瀬戸は、手紙を片手に涙をぬぐう新垣にさっとハンカチを手渡すと、新垣は「ス、スマート…笠町のよう」と感心しきりだった。
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