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ジャッキー・チェン、ジャッキーちゃんを“公認”も…にっこりクレーム「悪いところばっかりマネしてる」

06/11 19:46

『おかえり、ありがとう、ジャッキー!映画「ライド・オン」集大成舞台あいさつ』に登壇した(左から)ジャッキーちゃん、ジャッキー・チェン
(C)ORICON NewS inc.

 俳優のジャッキー・チェン、ものまねタレントのジャッキーちゃんが11日、東京・丸の内ピカデリーで開催された『おかえり、ありがとう、ジャッキー!映画「ライド・オン」集大成舞台あいさつ』に登壇し、約7年ぶりに再会した。

【写真】ジャッキーちゃんも一緒に…酔拳を生披露!

 ジャッキーの芸歴50年・70歳の節目の年に日本公開を迎えた本作(5月31日公開)だが、公開まで海外プロモーションは実施されていなかった。しかし「日本の友達(ファン)に会いに行きたい」というジャッキー本人の希望により、特別に日本限定プロモーションを実施。

 ジャッキーにとっては、映画『1911』(2011年公開)以来、約13年ぶりの来日。ジャッキーちゃんとは、映画『スキップ・トレース』(2017年9月日本公開)のプロモーションで初対面して以来、約7年ぶりの再会となった。

 ジャッキーは「初めまして」「天井から降りてくるのかと思った」とジョークを飛ばしてジャッキーちゃんを翻弄(ほんろう)しながら、「ますます似てきましたね」と再会を喜んだ。

 ジャッキーちゃんから「ものまねのアドバイスがほしい」と、持ちネタである『拳を痛がるジャッキー』を生披露されると、ゲンコツを掲げて追いかけ回す“怒り”の一幕も。しかし、「酔拳をやったほうがいいよ」とアドバイスし、自ら酔拳の型を披露。さらに、緊張のあまりに大量の汗をかくジャッキーちゃんの額を拭うなど、ファンにとってもジャッキーちゃんにとってもぜいたくな時間となった。

 最後にジャッキーちゃんが「ものまねをされる気分は?」と聞くと、ジャッキーは「いいところも悪いところもマネしてほしい。あなたは私の悪いところばっかりマネしてる(笑)」と“クレーム”。しかし、ジャッキーちゃんが「これからもものまねを続けていいですか?」と問うと、ジャッキーは「ぜひお願いします」と丁寧に頭を下げ、“公認”した。

 このほか、イベントにはラリー・ヤン監督も登壇した。

 本作は、昨年4月に中国で公開され、興行収入1.5億元(約30億円)を超えるヒットを記録。かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたが第一線を退き、愛馬・チートゥとともに、エキストラなどの地味な仕事をこなしながら生活する男・ルオ・ジーロン(ジャッキー)。債務トラブルをきっかけにチートゥが競売にかけられる危機に瀕し、借金取りに追われることに。

 遠縁になっていた法学部の学生である一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)に、苦肉の策で助けを求めた。そんなルオのもとに、転機となる話が舞い込んでくる。「愛馬と映画を撮ろう」それはルオに再びスタントマンとして、危険な撮影現場に立ってほしいという話だった。不器用ながらもなんとかチートゥを守ろうとルオは、愛馬とともに危険なスタントシーンに挑戦していくこととなる。昔ながらの体を張った危険なスタントに入れ込む父の姿が娘の目にはどう映るのか。愛する娘と愛馬のため、再起をかけた男の物語。

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