熱弁のち赤面した新垣結衣
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俳優の新垣結衣(36)が13日、都内で行われた映画『違国日記』(公開中)大ヒット舞台あいさつに登場した。原作にはない映画オリジナルシーンについて熱弁した。
【全身ショット】ふわふわな白いワンピース姿を披露した新垣結衣
イベントでは作中で重要となる海でのシーンについての言及が。新垣は「うまくしゃべられるかな…」と緊張した様子を見せながらも、「2人にとって成長したシーンというか、一歩前に進んでいったシーン。人って本当に多面的で、自分が見えているものだけじゃ、作ったものだけが全てじゃないっていうのをお互いに伝え合いながら、ただそれを否定しないというか。お互いに相手が見えているものは自分とは違うけど、それを否定しない」と役を演じたからこその思いを熱弁した。
続けて「原作にはないオリジナルのシーンですけど、この映画においてはすごく大事にしたいシーンで。撮影中も特別話し合うとか決め込むこともなく、心のお芝居に関しては本当にすんなり進んだ」と3分以上にわたって一つのシーンに込めた思いを明かした。思いの丈を述べた後は我に帰ったように「めっちゃしゃべってしまいました…すみません」と顔を赤らめた。
イベントにはこのほか、早瀬憩、瀬田なつき監督が参加した。
本作は、人見知りな小説家の高代槙生(新垣)と、両親を亡くしたばかりの姪・田汲朝(早瀬)の同居譚。対照的な性格もあり、なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに家族とも異なった、かけがえのない関係になっていく。今、世界が必要としている、優しさの形を提示するヒューマンドラマ。
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