映画『あのコはだぁれ?』(7月19日公開)
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元NMB48の渋谷凪咲が主演する、清水崇監督の新作『あのコはだぁれ?』(7月19日公開)。教壇に立つ渋谷や切ない表情の染谷将太など、主要キャストの場面写真とともに、そのこだわりのキャスティングに注目した。
【画像】はかなげな表情を見せる渋谷凪咲
映画初主演にして本格演技初挑戦となる渋谷は、夏休みの補習クラスを担当する臨時教師・君島ほのかを演じている。解禁となったのは、清楚なストライプのシャツ姿で黒板の前に立ち、優しげな笑顔を生徒に向けているシーンと、はかなげな表情で何かを見つめるプライベートシーンの2枚。「“渋谷凪咲”の新たな一面を引き出したい」という清水監督の言葉通り、本作のドラマチックな展開による渋谷の“みたことがない姿“に期待がかかる。
渋谷が受け持つ補習授業を受ける生徒たちの場面写真も公開。映画『違国日記』で新垣結衣とダブル主演にオーディションで抜てきされた早瀬憩、『君たちはどう生きるか』で主人公の声優を務めた山時聡真、『るろうに剣心最終章The Final/The Beginning』でシリーズ最恐の敵・雪代縁役の新田真剣佑の青年期を演じた荒木飛羽、若手発掘・育成プロジェクト「私の卒業」プロジェクト第5弾『こころのふた~雪ふるまちで~』が公開されたばかりの今森茉耶、『孤狼の血 LEVEL2』で、鈴木亮平演じるヤクザの少年時代を演じた蒼井旬らが、制服姿で学校やゲームセンターで、物語に巻き込まれていく様子を伺うことができる。
清水監督は「芝居経験はまだそんなにないけれど、存在感や達者さ、また想定したキャラクターに見える佇まいだと思える子たちをギリギリまで絞り込んで抜てきしました」と明かしている。
渋谷演じるほのかの恋人役の染谷は、渋谷同様切ない表情を見せた一枚が解禁された。染谷について清水監督は「実は子どものときから僕の『呪怨』などのオーディションを何度も受けていたらしい」というエピソードを明かし、「思い立ってオファーしたら、快く引き受けてくれたんです」と縁があったようだ。
そのほか、昨年公開された『ミンナのウタ』で元刑事の探偵役、権田を演じたマキタスポーツは、瓦礫の前で眉間に皺を寄せた姿のシーンが切り取られ、本作でもその存在感は健在。また教師役を演じる松尾諭は、学校の廊下で不穏雰囲気を漂わせている。
『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ本作は、とある夏休み、補習授業を受ける男女5人の教室にいないはずの“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー。学校で起きた不可解な事件と約30年前の事故との関係、その違和感に気づいた時“あのコ”の怪奇が迫り来る。
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