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芳根京子、松坂桃李とやっと“夫婦役”に笑顔「支えることができてよかった」 前作では添い遂げられず

11/02 14:20

やっとの“夫婦役”に笑顔を見せた(左から)芳根京子、松坂桃李
(C)ORICON NewS inc.

 俳優の松坂桃李、芳根京子が2日、都内で行われた映画『雪の花 ―ともに在りて―』(2025年1月24日公開)舞台あいさつに登壇した。

【集合カット】カメラに向かってほほ笑む芳根京子、松坂桃李、小泉堯史監督

 「無名の町医者は、どのように日本を救ったのか?」の言葉通り、江戸時代末期、福井藩の町医者である笠原良策を演じた松坂がいくつもの困難を乗り越えながら人々を苦しめる疫病に立ち向かう物語。原作は、吉村昭の「雪の花」(新潮文庫)。監督は、巨匠・黒澤明監督に師事し、監督デビュー作『雨あがる』(2000年)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史氏が務める。

 実在の医師を演じた松坂は「すごく緊張します。いろいろな資料をみせていただいて時間をかけてゆっくり身体の中にいれて現場に入る必要も入り、難しいことでもありましたが、いろんな人の手を借りてこの役をまっとうすることができました」と手応えをみせた。

 一方、笠原の妻を演じた芳根は「前回ご一緒させていただいたときも時代劇で、和装の松坂さんのほうが見慣れている分、今のほうが不思議」と苦笑。ただ「前回は結婚をする約束はしていたのですができず…今回は無事結婚して妻として支えることができてよかったです」と安堵すると、松坂も「こちらこそ」とやっとかなった夫婦役に笑顔をみせた。

 また松坂は「芳根さんがいちだんと輝くシーンがあるんです。とても芳根さんのなかで初めてでものすごい吸収力で成し遂げたシーンがあるのでそれを目に焼き付けて帰っていただきたい」と太鼓判。

 すると芳根は「今、松坂さんが隠して言ってくださったんですけど取材でも結構言ってて…(笑)」と気まずそうにしつつ「3ヶ月ほど練習期間をいただき、発表の場みたいな感じだったのでやっていて自分でも心が震えました。良かった、って。結構はじめの頃はセンスないのかも、とメソメソしている時期もあったので監督の笑顔をみて心の底からほっとした覚えがあります」と胸を張っていた。

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