菅田将暉
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菅田将暉が2日、都内で開かれた映画『サンセット・サンライズ』(2025年1月17日公開)の舞台あいさつに登場し、出演した際の思いを語った。
【全身ショット】秋らしいベージュのスーツで登場した菅田将暉
これまで岸善幸監督作品に2回出演している菅田は「2作ともR指定で、どちらも濡れ場があった。こんなハッピーな明るい映画を岸さんが撮るんだと思った。それがサプライズだった」と回想した。
また前作の撮影後で「笑える作品をやりたいです」と監督に要望していたと言う菅田は「それがどんなカタチになるのか、岸監督のエンターテインメントはそのまま残してほしいし、と思っていたら(脚本の)宮藤官九郎さんのエッセンスによって、僕が見たことのない映画になりそうだとワクワクした」と話していた。
岸監督は映画を撮るにあたって、宮藤氏と初対面した際、「東北の三陸が舞台ということで、僕も山形県出身なんですけど、(宮城県出身の宮藤氏と)東北人談義に花開きまして、そこからトントン拍子に脚本が出来上がった」と制作に至る様子を明かした。
イベントでは菅田と岸監督が映画についてコメントを述べたほか、観客からの質問に応じた。
“移住”をテーマに、現代に生きる人びとの「新しい幸せのカタチ」を描く。楡周平氏の同名小説を原作に、宮藤氏の脚本、岸監督により、都会から移住したサラリーマンと宮城県・南三陸で生きる住民の交流や、人びとの力強さや温かさを映し出した。また、コロナ禍の日本、過疎化に悩む地方、震災などの社会問題にも触れながら、ユーモアたっぷりに描いたヒューマン・コメディ。
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