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本田望結、主将に選ばれず悔しさにじます「影で泣いてます」

11/09 17:23

本田望結
(C)ORICON NewS inc.

 映画『カーリングの神様』公開記念舞台あいさつが9日、都内で開かれ、出演した本田望結(20)、長澤樹(19)、泉智奈津(19)、白倉碧空(18)、川口ゆりな(25)、本木克英監督(60)が登壇した。

【写真】カーリング界の発展を記念して岡崎朋美に神札を手渡した本田望結

 同作では本田、長澤、泉、白倉が所属するチームのライバルチームとして、川口が登場する。映画の最後で川口が本田たちのチームに合流することについて、MCから今後のポジションを聞かれた本木監督は「この後、大変だと正直思いました。スキップ(主将)、5人の中で…」と言うと、主人公である香澄の名前が真っ先に出ないことに本田が「私でしょ?影で泣いてますよ」と詰め寄る。

 さらに、「どうだろうね。舞かもしれない」と川口が演じた舞を指名。さらに「香澄はそうするんじゃないかなあ」と想像すると、本気で悔しそうにしていた本田は「やば。今、本田望結になっちゃってた」と焦り出し「舞ちゃんでしょやっぱ、舞ちゃんだよ」と香澄として、舞のスキップを認めるが、それでも本田としてはまだ納得出来ない様子。

 「皆さんに聞きたい」と劇場の観客に呼び掛け、「(スキップが)舞ちゃんだと思う人は拍手をしてほしい」と求めた。しかし、二人に拍手する観客もおり、決着はつかないまま。そこに、白倉が「沙帆のスキップがいいと思う人」と乱入。二人に比べてまばらな拍手に「(二人が68デシベルで)38くらいでした」と点数を付け、会場を笑いに誘った。

 同作は、大きな壁にぶつかりながらも、子どもの頃の純粋な気持ちを思い出すことで、仲間と一緒に熱中する喜びを噛みしめる女子高校生たちの姿をみずみずしく描き出した青春スポーツ映画。

 高校生の香澄は、本州最古のカーリング場がある軽井沢にほど近い町御代田町でカーリングと共に暮らしてきた。小学生時代には、チーム<みよステラ>で優勝経験もあるが、その後チームは解散。香澄はくすぶる日々を送っていた。地元で、カーリングの国際大会が開催されることになり、香澄は「オリンピックに出場するような強豪チームと対戦できる国際大会のエキシビションマッチに出るチャンス!」と再び情熱を燃やす。

 かつてのチームメイト・優芽と沙帆と共にみよステラを再結成。さらに、現在は強豪チーム<軽井沢EC>に所属する、かつてのチームメイトの舞も誘うが、聞く耳を持たないばかりか、ライバルとして立ちはだかる。舞の代わりに東京からの転校生、実乃梨がチームに加わるも素人で戦力にならず、コーチ探しにも苦戦、カーリング場の老朽化のため開催地を軽井沢に奪われるかもしれない危機。果たして、町に伝わるカーリングの神様は現れるのか 。

 秋山ゆずきらフレッシュなキャストたちに加え、高島礼子、柄本明、田中麗奈、六角精児など豪華なベテランキャスト陣がガッチリと脇を固める多彩な顔ぶれ。監督を務めるのは、『超高速!参勤交代』(14)でブルーリボン賞作品賞や日本アカデミー賞優秀監督賞に輝き、『空飛ぶタイヤ』(18)で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞し、『大コメ騒動』(21)や、池井戸潤原作を映画化した『シャイロックの子供たち』(23)などのメガホンを取ったストーリーテリングの名手、本木克英。個性あふれる俳優たちとともに感動の物語を創り上げた。

 イベントで、日本カーリング協会理事で、1998年長野冬季五輪スピードスケート女子500メートル銅メダリストの岡崎朋美(53)から映画公開を祝って花束が贈られた。また、本田から岡澤に日本カーリング界の発展を祈念して、「スポーツ振興の神」を祀る亀戸香取神社の神札が手渡された。

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