藤原竜也がデスノートを持っていたことを明かした松山ケンイチ
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俳優の松山ケンイチ、染谷将太、福田雄一監督が25日、都内で行われた中村光氏のギャグ漫画『聖☆おにいさん』(講談社「モーニング・ツー」連載中)の実写映画化した『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(公開中)の「聖なる夜の大感謝祭」イベントに登壇した。
【動画】『聖☆おにいさん』で“夜神月”藤原竜也がガチの「デスノート」を持つ “L”松山ケンイチも苦笑い 持ち運びはジュラルミンケース
本作には藤原竜也がルシファー役で出演。完成披露イベントで藤原は「ありえないものをしれっと持たされた。僕の積み上げてきたものを一瞬で崩された。これで終わりだと思いながらやらせてもらった。仕事納めです。もう仕事は来ないでしょうね」とボヤいていたが、それが藤原が夜神月役で出演した映画『デスノート』(2006年)の「デスノート」だったことが情報解禁となった。
松山は「竜也さん、何持ってきてるんだ!」と話せば、福田監督は「まさかデスノートが出てくるとは思わない」と笑う。プロデューサーからのNGを恐れ、わざと最初は台本に書かなかったそう。福田監督は「竜也くんの撮影の3日前に言ったんです。プロデューサーに言ったら顔色が真っ青になってた」と懐かしみながらも「だって藤原竜也と松山ケンイチがいるんですよ!デスノート出さなくて、どうするんですか!」と説得したそう。
とりあえず権利関係を聞くだけ聞いてみたところ「先生は2つ返事で『OK』と」と福田監督は感謝。当時、撮影で使用された本物のデスノートだったという。福田監督は「『デスノート』のプロデューサーがジュラルミンケースに入れて持ってきた。パカッと開けて『はい。本物です』と言われて渡された。開いたら劇中で竜也くんが書いた名前がブワってあった」と明かす。『デスノート』でL役だった松山は「デスノートって久しぶりにしゃべる。どういう言い方にしようか悩みました」と苦笑いで振り返っていた。一方の染谷は「俺が1番困りましたよ!挟まれて俺はどうしたらいいんだ、と」とボヤいていた。福田監督は藤原が難色を示したらやめようと思っていたそうだが「竜也くんも快諾!」と裏話を披露していた。
本作は、神の子イエス(松山)と仏の悟りを開いたブッダ(染谷)が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描く。映画では下界でバカンスを過ごすべく、ゆるく平和な日常に勤しんでいるイエスとブッダの前に、世界の命運を揺るがす、神、仏、天使、悪魔が大集結する。
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