音楽フェス「PEACE STOCK'79 HIROSHIMA2024」の開催を報告した(左から)島谷ひとみ、湯崎英彦広島県知事、石田千穂
歌手の島谷ひとみ(43)とSTU48の石田千穂(22)が21日、広島県庁で湯崎英彦知事(58)を表敬訪問し、昨年に続き、平和を祈念した大規模な音楽フェス『PEACE STOCK79’HIROSHIMA2024』を9月22日に広島市の「ホットスタッフフィールド広島」で開催することを報告した。
同フェスは広島出身の島谷とHIPPY(43)が発起人となり、昨年11月に広島市で初開催された。ロゴ内に表記の「79’」は戦後 79 年目という平和継続年数を表し、ステージや関連のイベントを通じて、平和のメッセージを伝えていくもの。
近年は人気アーティストがツアーで広島に来ないという“広島とばし”が問題となる中、島谷は「そういうことをさせないように広島の人たちが音楽で盛り上がるフェスをつくって、定着させたかったというのも狙いの一つでした。逆にこのフェスは広島から広がって、来週は長崎。8月には東京。さらに沖縄や海外から開催のお話をいただくようになって本当にうれしい」と笑顔を見せた。
湯崎知事は「この広島からね、平和に、音楽を発信していくっていうことは素晴らしいですし、世界に誇れるようなこと。来年は被爆80年も迎えて、そういう祈りをね、込めて、また続けていただけるんじゃないかと期待しています」と話していた。
また、石田は「昨年も参加させていただき楽しい時間を過ごさせていただきました。音楽を通して広島から日本へ、そして世界へ平和をつなげられるようなパフォーマンスをしていきたいと思います」と抱負を語った。
島谷はHIPPYとともに今月6日には広島市役所で松井一實市長(71)を表敬訪問。今回のフェスは来年に控える広島インターハイのスタッフになる高校生たちもボランティアで参加し、広島全体で盛り上げていく。
関連記事