オリジナルライブ『WEST. 10th Anniversary Live “W”』が映画化
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今年デビュー10周年を迎えた7人組グループ・WEST.とWOWOWがタッグを組み、今までにないコンセプトで挑んだオリジナルライブ『WEST. 10th Anniversary Live “W”』が映画化され、11月22日から12月5日まで全国105館の劇場で公開される。これに伴い、WEST.がORICON NEWSのインタビューに応じ、劇場映画版の見どころや10周年の“現在”の思いを明かしてくれた。
【写真】スポーティーな衣装に身を包み笑い合うWEST.
なお、このインタビューは、10月16日に公開されたWOWOW放送(配信)に向けた合同インタビューと同じ日に実施されており、桐山照史は体調不良のため欠席となったが、このインタビューではWEST.の音楽を語る上で欠かせない桐山の“声”の魅力についても触れている。
今作では10年間の代表曲はもちろん、ライブとして初めて披露する楽曲、フルサイズでのパフォーマンス楽曲など放送版で届けた全19曲に加え、新たに2曲を追加。未公開の舞台裏の様子など交え、映画用に全編再編集したプレミアムな内容に仕上げ、劇場空間を彩る音響も通常の5.1chサラウンドに加え、大迫力のイマーシブオーディオ(臨場感あふれる没入型の最新サウンドシステム)である「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」での構築も実現。対象劇場ではいっそうラグジュアリーな体験が可能となる。
――映画館でライブを見る機会はないと思うのですが、初めてお話を聞いたときはいかがでしたか?
濱田(※濱=異体字):どうですか、みなさん!
神山:うれしいですよね。映画館で僕らのライブが流れるって初めての経験。あまり聞かへんし、うちの事務所のタレントは初めてかな?嵐さんも映画でのライブはあったけど、オリジナルライブを流すことは初めてじゃないかな。
――劇場版ならではの“こういうふうに楽しんでもらいたい”という楽しみ方はありますか。
濱田:ポップコーンを食べながら…。
中間:ライブではできないもんね。
小瀧:座って見られるライブなので、普段なら立ったり座ったりすると思うんですけど、ゆっくり見ることができるかな。
藤井:お酒飲みながら見てもいいしね。
――おすすめの飲み物は?
一同:ビール(発音よく)!
重岡:コーラでもオレンジジュースでもなんでもいいよね。
――新たに楽曲も2曲追加された映画劇場版での見どころを教えてほしいです。
濱田:「Special Love」は僕と神ちゃん(神山)と桐山のフェイクからスタートします。ライブの構成のままやろうと監督が言ってくれて。ここはバンドコーナーと違って全員外を向いて円になって歌っています。誰かの顔を見て歌うことはないので、僕はこの1曲は歌に集中している。みんなそれぞれの集中した顔だったり世界観が見られるのではないかなと思います。どんな顔をして歌っているか僕も知らないです。
中間:7人ともにパートが違うから1人でも外れたらすぐわかるくらいなので、それはプレッシャーというか緊張感がありました。
濱田:全員違うラインを歌っているので、ハモリに注目してほしいです。
藤井:“七重奏”だよね。あともう1曲「進むしかねぇ」は、望の曲フリを見てほしいです。
濱田:みんなにある一言を言わせるための曲フリ。“らしさ”が出ています。
小瀧:僕らのライブっぽい感じ。ほんまにあのままの空気感なので、楽しめるかなと思います。これもフルでやることが珍しいので。ファンの方はCDでいつもフルコーラスを聞くことが多いから、それをライブ感たっぷりで楽しんでもらえるのかな。
――今回、今までにない試みにチャレンジしましたが、今は10周年、次の10年、つまり20周年までにかなえたいことや、こうなってほしい、といった未来予想はありますか。
重岡:それが本当にないんですよ。今から10年でしょ?それぞれがかなえたいことをかなえられたらいいんですけど、本当にないんですよね。個人的にはきっとあるんでしょうけど…。今は、というより、ずっとそうなんですよね。
――今年はライブだったりグループで集まる機会も多かったと思いますが、グループっていいなと思う瞬間はありましたか。
神山:やっぱり、助け助けられ、支え支えられ…自分のできることって限界があるし、得意なこともあれば苦手なこともあるわけじゃないですか。それは、俺はメンバーに助けてもらっていると感じています。『ONE PIECE』で好きなセリフがあって、サンジがチョッパーに『お前にできないことは俺がやる。お前にしかできないことはお前がやれ』って言うんです。それがかっけぇって。そういう1人じゃない感覚がめちゃくちゃ大きい。頼られたら僕もやりたいと思うし、できないことは頼りたい。7人でひとつだということをすごく感じます。
――最後に、きょうは桐山さんがいらっしゃらないので、桐山さんの声の魅力を教えてください。
濱田:それは「コンビニ行くけどなんかいる」ですね。あ、ごめんなさい。「WEST NIGHT」でした。「コンビニ行くけどなんかいる」も注目してください。ちょっと噛んでるんですけど、彼らしさが出ています。
小瀧:あきとは早口が苦手なんですよ。ラップ系というか…。とにかくいつも言ってるのは「絶対、ここ噛むわ~」とかいつも言ってるんです。早口のところに注目してください。
中間:一番パワフルボイス。抜けるから。彼のロックな部分やパワーを感じる歌声は注目…せんでも勝手に入ってくると思いますね。
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