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櫻坂46齋藤冬優花『卒業セレモニー』全員で「BAN」「手を繋いで帰ろうか」披露 小池美波へ「最後の一期生、頼みます」

12/06 10:34

櫻坂46『10th Single BACKS LIVE!!』 撮影:上山陽介

 櫻坂46の10thシングル『I want tomorrow to come』の“BACKSメンバー”による単独ライブ『10th Single BACKS LIVE!!』が、3日~5日に千葉・幕張イベントホールで開催された。事前に卒業が発表されていた一期生の上村莉菜、齋藤冬優花にとっては櫻坂46として最後のライブとなるが、公演直前に上村がけがのため休演を発表。これにより、2日目となる4日公演に予定されていた2人の卒業セレモニーは「齋藤冬優花 卒業セレモニー」として行われることとなった。

【ライブ写真40点】ラストセンターで圧巻の「BAN」を披露する齋藤冬優花

 この日は齋藤にとって、アイドルとして最後のステージ。自身が「櫻坂46の楽曲で一番好き」と公言する三期生楽曲「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」でセンターに立ち、約9年にわたるアイドル人生の集大成のようなパフォーマンスで観客を圧倒させる。アンコールでは齋藤の卒業セレモニーも実施され、まずは選抜組を含む三期生とともに「BAN」をパフォーマンス。途中から一期生、二期生も加わり、齋藤との最後のステージを繰り広げた。

 その後キャプテンの松田里奈が、上村から預かったという手紙を代読。「今日を楽しみにしてくださっていた方の気持ちを考えると、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今まで私のことをたくさん応援していただき、支えていただき、本当にありがとうございました。皆さんのおかげでここまで続けることができました」と上村の気持ちを伝えた。続けて、森田ひかるや小田倉麗奈、山崎天(崎=たつさき)、井上梨名、小池美波といったメンバーが、思い出の写真とともに齋藤との忘れられないエピソードを明かす。

 そして、ネイビーのドレスを着た齋藤がステージにひとり登場すると、約9年間分の思いをしたためた手紙を読み上げる。「高校3年生の夏、進路に迷って塾を抜け出してオーディションを受けに行ってくれてありがとうと言いたいです」と過去の自分を振り返りつつ、「欅坂46と櫻坂46をほぼ同じぐらいの年月過ごしたのですが、欅坂46はグループと向き合う日々で櫻坂46は自分と向き合う期間。どちらも本当に大切な時間でした」と思いの丈を吐露した。

 また、三期生に対して「私が櫻坂46で夢の続きを見ることができたのは三期生が入ってきてくれたから」、二期生には「あのとき欅坂46を選んで入ってきてくれてありがとう。私が櫻坂46を大好きになれたのは二期生たちのおかげ」、一期生の上村や小池には「莉菜、ここまでいろいろな感情を共有してくれてありがとう。みいちゃん、(休業から)帰ってきてくれてありがとう。最後の一期生、頼みます」とメッセージを届け、ファンには「数え切れないくらいほどのアイドルがいる中で、齋藤冬優花という人間を見つけて、それぞれの愛や形で応援してくれてありがとうございました」と感謝を伝えた。そして最後に「ここで見た景色や学んだことすべてをこれからの人生に活かして、新しい道へ歩もうと思います。私をアイドルでいさせてくれて本当にありがとうございました」と、スピーチを締めくくった。

 松田から「9年間で一番思い出に残っていること」を尋ねられると、齋藤は「いろいろ迷うけど…今年の東京ドームの景色にすごい感動して。櫻坂46がここまで歩んできた結果が確実に見えた気がした」と回顧。そして、欅坂46時代の「手を繋いで帰ろうか」がスタートすると、齋藤はトロッコに乗って会場を1周しながらBuddies(=櫻坂46のファンネーム)との別れを惜しみつつ「この曲を櫻坂46で、笑顔でできたことに意味があった」という言葉を残す。最後は笑顔が入り混じる中、「櫻坂の詩」で卒業セレモニーを終えた。

■櫻坂46『10th Single BACKS LIVE!!』【DAY2】2024.12.4 セットリスト
00. Overture
01. 19歳のガレット
02. 恋が絶滅する日
03. それが愛なのね
04. 無念
05. 確信的クロワッサン
06. 君と僕と洗濯物
07. 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう
08. ソニア
09. イザベルについて
10. 真夏に何か起きるのかしら
11. 恋は向いてない
12. 心の影絵
13. 車間距離
14. 無言の宇宙
15. もう一曲 欲しいのかい?
16. 愛し合いなさい
17. 油を注せ!
18. 僕は僕を好きになれない
19. I'm in

<アンコール(齋藤冬優花卒業セレモニー)>
EN1. BAN
EN2. 手を繋いで帰ろうか
EN3. 櫻坂の詩

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