「責務を果たす」と誓った荒田昇毅
(C)ORICON NewS inc.
国際空手道連盟 極真会館は13日、都内で『日本赤十字社 災害義援金チャリティー 第56回 オープントーナメント 全日本空手道選手権大会』の開催記者会見を開いた。
【集合ショット】凛々しい…!道着に身を包みファイティングポーズの選手ら
『日本赤十字社 災害義援金チャリティー 第56回 オープントーナメント 全日本空手道選手権大会』は、11月30日、12月1日に東京体育館で開催。試合のルールはI.K.O.極真ルール(素手・素足による直接打撃制、ただし手足による顔面・喉への攻撃は反則)で、体重無差別のトーナメント形式による勝ち抜き戦。出場選手は、男子89人、女子30人を予定している。来春に予定されている『第7回 世界ウェイト制空手道選手権大会』の日本代表選考大会に。また、2024年は、極真会館創立60周年、創設者・大山倍達の没後30年にあたり、記念大会となる。
松井館長は「昨年、第13回の世界選手権が終わった翌年。1つの循環、代謝となる新たな始動の年。昨年の世界大会を締めくくりとして引退する選手がいたと同時に、今年の全日本選手権で新たな若い力が出てくる。期待を込めて、ご覧いただければと思います」と話した。
今年6月の『全日本ウェイト制大会』重量級で復活優勝を成し遂げたベテランの荒田昇毅(37)は、ゼッケン1番をとなる。「久々のゼッケン1番なんですけど、ゼッケン1番は歴代、最低でも決勝まで行く。そういった責務がありますので、その責務を果たすためにも全力を尽くします」と誓った。同じく『全日本ウェイト制大会』中量級で優勝した小城みなみ(20)は女子トーナメントのトップバッターでゼッケン101番を付ける。「全日本無差別は初めて出るので、少し緊張もあるんですが、ウェイト制優勝者の自覚と責任を持って、昨年よりも1つでもステップアップした戦いができるよう頑張ります」と約束していた。
会見には、金子雄大、樋口知春、飯塚翼、谷川蒼哉、西村大河、山上大輝、佐藤拓海、コバレンコ・コンスタンティンも参加した。
関連記事