芦澤竜誠
(C)RIZIN FF
■『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』前日計量(17日・ポートメッセナゴヤ第1展示館)
第10試合でMMA3戦目に挑んだ芦澤竜誠が、ベテランの昇侍に2ラウンドKO勝利した。喜びを爆発させた芦澤は、ケージに登ってファンの声援に応え、さらにはそのまま花道に飛び出して勝利のダンスも披露した。
【画像】『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』試合順&対戦カード一覧
序盤からお互いの距離を探り合う打撃戦となったが、リーチとスピードに勝る芦澤が徐々にリズムをつかむ。1ラウンド終盤には昇侍が芦澤を押し込む場面も見られたが、2ラウンドになると芦澤の打撃はさらに切れ味を増し、パンチで昇侍の動きを止めたところでボディにヒザ蹴りを打ち込み、ダウンさせた。
昨年大みそかにMMA転向後、初戦は太田忍に敗れるも今年7月に皇治に勝利、そして今回もKO勝利でMMA連勝を記録した芦澤。試合後にマイクを持つと「みんな俺が練習してないと思ったでしょ?見せないところえバチバチ練習してるぞ。そこら辺のファイターより練習してるぞ」と自信満々に語り、「キックからMMAに来て、俺とか久保優太選手とか打撃が一流なんで、MMA選手はキックボクサーの打撃に歯が立ちません。テイクダウンディフェンスだけして、立てればこっちの勝ちです」とMMAにおけるストライカー優位をアピールした。
そして「キックボクサーの若い選手もさまよってると思う。今、この日本で、世界で、一番盛り上がってるのはMMAです。もしキックボクサーがMMAに転向するなら、俺になにか言ってください。手伝いできることがあるかもしれないので。絶対にストライカーが強いから」と若手にMMA転向を呼びかけ、「このまま俺は上まで目指すぞ!ピース!」と叫んだ。
関連記事