九州・宮崎プレスリリース
【オンライン大学卒業生の採用に関する調査】採用業務経験者の約4割が、オンライン大学卒業生を今後積極的に採用したいと回答
サイバー大学大学進学の多様なニーズを受け止める「オンライン大学(通信制大学)」の台頭
少子化の影響により、知名度の高い有名大学を含む大学全体が、大きな転換期を迎えています。一方で、大人の学び直しやリカレント教育が広がりを見せ、柔軟な時間設定や場所に縛られない学修環境等、多様な学びのスタイルを提供するオンライン大学(通信制大学)への需要が高まっています。このような背景を踏まえ、サイバー大学(学長:川原 洋、所在地:福岡市東区、以下「本学」)では、過去1年間に採用業務を担当した経験のある1,100人を対象に、「オンライン大学卒業生の採用事情に関する調査」を実施しました。本調査では、近年需要が拡大しているオンライン大学について、採用経験者がどのように捉えているかが明らかになりました。
【調査結果サマリー】
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約8割(80.8%)もの採用業務経験者が自社の人材不足に悩む。
採用業務経験者の約4割(40.5%)は、直近1年で十分な採用活動ができなかったと回答。
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オンライン大学に対するイメージ1位は「自律的に学ぶ姿勢が強い学生が多い(30.6% )」。
次点には「ITリテラシーが高い学生が多い(27.1%)」が続き、“自律性”と“ITリテラシー”が高く
評価されている結果に。
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オンライン大学卒業生を採用したことがある半数以上(68.2%)が、入社後のパフォーマンスを高
く評価。
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通学制大学の卒業生と比べた場合、オンライン大学卒業生を「即戦力として活躍できる(23.
5%)」と評価している採用業務経験者がもっとも多いことが明らかに。
「リモートワークへの適正が高い(19.5%)」「柔軟性や適応力がある(18.4%)」を挙げる
採用業務経験者も多く、変化が多い現代の労働環境に適応できる資質が評価されていると推察。
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「通学制・オンライン大学どちらでも個人の能力次第だと感じる(17.5%)」「どちらの大学出身
者も評価に差をつけていない(16.9%)」と回答する採用業務経験者も多いことが明らかに。大学
名や学歴フィルタにとらわれない公平な評価が進みつつあると考えられる。
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オンライン大学の需要が伸びている昨今、採用業務経験者の約4割(39.9%)が、オンライン大学卒
業生を今後積極的に採用したいと回答。
TOPICS1|企業の人材不足への悩み
過去1年間に採用業務を担当した1,100人を対象に調査したところ、約8割(80.8%)が自社の人材不足を実感していることが分かりました。また、直近1年間の採用活動について尋ねると、約4割(40.5%)が「直近1年で十分な採用活動ができなかった」と回答。就活市場が売り手優位の状況が続くなか、多くの企業が人材不足に悩んでいる現状が浮き彫りになりました。
TOPICS2|オンライン大学に対するイメージと実際の評価
次に、オンライン大学に対するイメージを調査したところ、トップ3は「自律的に学ぶ姿勢が強い学生が多い(30.6% )」「ITリテラシーが高い学生が多い(27.1%)」「多様なバックグラウンドの学生がいる(23.6%)」という結果でした。一方、懸念点としてもっとも多かったのは「協調性やコミュニケーション能力に不安がある(31.1%)」でした。オンライン大学の学生は、“自律性”や“ITリテラシー”、“多様性”といった現代的な価値観に適応する強みがある一方で、採用業務経験者は“協調性”や“コミュニケーション能力”といった対人スキルに不安を抱いていることが分かりました。
また、オンライン大学卒業生を新卒または中途採用した経験がある443人に、採用後のパフォーマンスについて尋ねたところ、「非常に良い」「良い」と回答した割合の合計が68.2%に達しました。「悪い」と評価する人は少なく(3.4%)、オンライン大学卒業生の入社後のパフォーマンスが高く評価されていることが分かりました。
TOPICS3|通学制大学と比較した際のオンライン大学
続いて、通学制大学の卒業生と比較して、オンライン大学の卒業生をどのように評価するか調査した結果、「即戦力として活躍できる(23.5%)」と評価している採用業務経験者がもっとも多いことが明らかになりました。「リモートワークへの適性が高い(19.5%)」「柔軟性や適応力がある(18.4%)」といった回答を挙げる採用業務経験者も多く、変化の激しい現代の労働環境に適応できる資質が評価されていると推察できます。
また、「通学制・オンライン大学どちらでも個人の能力次第だと感じる(17.5%)」や「どちらの大学出身者も評価に差をつけていない(16.9%)」という回答が多いことから、企業が学歴に縛られることなく実力を重視した採用を進めていることがうかがえ、オンライン大学の卒業生にも評価される機会が増えていることが分かりました。
最後に、今後オンライン大学卒業生の採用を増やす意向があるか調査したところ、約4割の採用業務経験者がオンライン大学卒業生を今後積極的に採用したいと回答し、オンライン大学卒業生の需要が今後さらに増加する可能性が高いことが分かりました。オンライン教育が提供するスキルや特性(例えば、自律性やITスキル)が企業のニーズに適合していると認識されていることが、この結果に反映されていると考えられます。
【調査概要】
※本調査結果をご利用の場合は、「サイバー大学調べ」のクレジット表記をお願いいたします。
・調査対象 : 全国の経営者/役員/会社員(事務系)のなかで、
過去1年間に採用業務を担当した経験があると回答した方。20代~60代。
・回答数 : 1,100人
・調査期間 : 2024年12月18日(水)~26日(木)
・調査方法 : インターネット調査
【サイバー大学について】
サイバー大学は、福岡市が内閣府から認定を受けた構造改革特別区域計画を活用し、文部科学省の認可を受け、2007年4月に開学した株式会社立の通信制大学です。「情報革命で人々に学習の機会を」を理念に掲げ、現代社会に必要なITとビジネスが学べるIT総合学部を設置。独自開発したeラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」を活用して、いつでも自分の都合にあわせて学修できるオンデマンド形式の授業を展開しています。その他、学生同士や教員との交流やサポートもすべてWeb上で行うデジタル大学です。
オンライン教育の長年の実績が評価され、2024年12月10日には、世界のオンライン教育ランキング「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」において、日本から唯一ランクインし、ブロンズ評価を獲得しました。学生の履修継続率等の数値や学生のアンケート結果に基づくアウトカムの項目で特に高い評価(5位)を獲得しており、本学の教育内容の質やサポートの高さを証明する結果となりました。
【サイバー大学 公式情報】
・公式Webサイト
https://www.cyber-u.ac.jp
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・YouTube
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