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協同組合モデルが実現
*「アジアにおける『システム・イタリア』にとって大きなチャンス」とバッターニ氏
【ローマ2024年12月20日ANSA=共同通信JBN】2025年大阪・関西万博のイタリアCommission Generalとレガコープ(Legacoop)(National League of Cooperatives and Mutual Societies、全国協同組合・共済組合連盟)は、イタリアの協同組合運動が2025年大阪・関西万博に参加するための協定に調印しました。
2025年大阪・関西万博は、戦略的パートナーシップのレベルにまで高められた日本とイタリアの外交関係を強化するまたとない機会になります。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする今回の万博は、国連が2025年を「国際協同組合年(International Year of Cooperatives)」と定めた協同組合モデルを披露する舞台になります。
イタリアCommission Generalならびに1万400社超の協同組合を代表するレガコープは、世界的なレベルで協同組合モデルの推進に尽力しています。2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は、「国連が推進する国際協同組合年にレガコープが2025年大阪・関西万博に参加することは、日本の協同組合運動との関係を強化し、アジアにおけるシステム・イタリアのための新たなパートナーシップを開拓する重要な チャンスです」とコメントしました。
さらにバッターニ大使は「協同組合のシステムは、今回の万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』が示す課題に取り組むための効果的な方法です。このモデルのルーツは19世紀のイタリアに遡り、国際的にも優れたモデルとして認められており、日本だけでなくアジア地域の諸国からも注目されています」と続けました。
レガコープの会長であるSimone Gamberini氏は満足の意を表明し、「イタリアと日本の関係は、単なる貿易を超えたものです。私たちにとって、その関係は日本の協同組合運動との協力および連帯の歴史に深く根差しており、それは国家の経済にとって根本的に重要です」と述べました。
Gamberini氏は続けて、「そうしたことから、来年に開催される2025年大阪・関西万博は、国連が宣言した国際協同組合年を祝う理想的な舞台です。万博におけるイタリアCommission Generalとの合意は、組織と経済界が共通の目的を追求するために一体となるイタリアの団結力を証明するものです。それによって、さらに幅広くて実りある国際協力に向けた私たちの取り組みが強化されることになります」と述べました。
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka