高校野球の春季九州大会(第138回九州大会)第1日は11日、長崎市のかきどまり野球場などで1、2回戦計5試合を行った。本県の富島は初戦の2回戦で、今春の選抜大会8強の海星(長崎)に1-5で敗れた。
富島は好投を続けていた先発吉田寛輝が七回につかまり、継投した河野竜真も集中打を浴び計5点を失った。打線は八回に疋田俊の適時打で1点を返すにとどまった。
大会は熊本地震の影響で約2週間遅れて始まり、熊本勢では2回戦から登場した選抜4強の秀岳館が延長十三回、大会史上初のタイブレークの末に4-5で大分に敗れた。
このほか、長崎日大もベスト8入りし、樟南(鹿児島)と九産大九州(福岡)が2回戦に進んだ。
第2日は12日、2回戦残り5試合を行い、本県の日南学園は同球場で長崎県大会1位の大村工と午前10時から対戦する。