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月刊テゲバ通信_4月MVP

2022年5月12日
連携力備えたストライカー FW19 薗田卓馬選手

 試合終了間際の豪快シュートに、サポーターから歓喜が湧き起こった。第6節沼津戦で劇的決勝弾を決めた、今季新加入のFW薗田卓馬。「毎試合、俺が絶対点を取ってやると、気持ちを奮い立たせている」。5試合ぶりの白星を呼び込み、勝ち切れずに暗雲漂い始めたチームを救った。

 ワンタッチシュートを武器にする生粋のストライカー。開幕戦の八戸戦では、今季チーム初ゴールをもぎ取り、「新生テゲバ」の初陣をお膳立てした。

 第8節を終え、チームではFW岡田優希の6得点に次ぐ4得点を挙げる。自身のプレースタイルについて「1人で走り込んで点を取れるタイプではない」と、チームメイトとの連携を重視。試合はもちろん、練習でも積極的にボールを要求し、コミュニケーションを図る。

 シュートだけでなく、粘り強いポストプレーやパス、献身的な守備など、攻守を全面的に意識したプレーを実践。「手本を見せて若い選手を引っ張り、鼓舞したい」と、兄貴肌な一面ものぞかせる。

 沼津に所属した2017年には、リーグ2位の19ゴールを挙げた。今季の目標も2桁得点。「超攻撃的なテゲバサッカーを体現したい。当然得点王を目指している」と頼もしい。

 新富町のホーム戦には、鹿児島県霧島市の両親が毎回観戦に訪れる。「いいところを見せようと、自然と力がこもる」。応援してくれる家族、サポーターへの思いも乗せて、ゴールを量産する。

【写真】=【第6節・沼津戦】試合終了間際、決勝弾を決め、右手を突き上げて喜ぶFW薗田(中央)

(全文は朝刊またはプレみやの特集「月刊テゲバ通信」でご覧いただけます)

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