背中で引っ張る闘将 DF3 代健司
苦しいときは自分の背中を見てほしい―。昨季から主将のDF代健司はその言葉通り、連敗中のチームを引っ張ってきた。現在は右膝を負傷しリハビリ中。チームへの貢献を最優先する闘将は、守りの再構築へ「声かけや一個一個の隙をなくす準備をしたい」と復帰後を見据える。
第17節・藤枝戦。自陣前で相手選手と接触し、動けなくなった。交代枠は既に使い切り替わることはできない。ピッチに戻ると、相手ゴール前へ。「失点リスクの高いポジションよりも、前で(ボールを)追うことや体を張ることはできる」。けがを負いながら懸命なプレーが印象的だった。
33歳。富山や山口などを渡り歩いたセンターバックは「のびのびプレーできる状況をつくりたい。若い選手も思いきってチャレンジできるように」と自覚する。
サポーターに対し「苦しい中でも気を落とすことなく戦えるのは、声かけがあってこそ。これからも心一つに戦ってもらえれば」と後押しを願っている。
【写真】=【第17節・藤枝戦】けがをして引き上げる代(右)
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