身体能力示す3ゴール MF16 奥田雄大
第23節・八戸戦でJリーグ初ゴール、さらに2点目を奪い、2試合後の今治戦では自身3得点目。181センチの長身DF奥田雄大は、うち2点をセットプレーから頭でたたき込んだ。「ボールが来れば決める自信はある」と話す通り、身体能力の高さを見せつけた。
徳島県出身で今季、J2徳島から期限付き移籍。昨季は同様に期限付き移籍先だった日本フットボールリーグ(JFL)・いわきFCで23試合に出場し、J3昇格に貢献した。
テゲバでの出場はここまで、全体の約半分となる15試合。初ゴール戦は慣れない左サイドバックだったが、結果を出した。「試合に出られない時期に何ができるのか。出て勝てない状況もあった。いろいろなタイプの悩みを経験できた」と前向きに受け止める。
ここ最近は、本職のセンターバックで先発出場。得意の空中戦や対人守備で相手攻撃をはね返し、GKとともに最後列から攻撃につなげる重責を担う。
現状を「勝てていないし、失点も多い。90分集中するとか細かい部分が大事。勝利に直結するプレーを逆算してしたい」と語る。持ち味を発揮し始めたDFがチームに勝利をもたらす。
【写真】=【第26節・今治戦】同点ゴールを決めガッツポーズする奥田
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