宮崎産業経営大剣道部は、11月5日に大阪市で行われる剣道男子団体の第71回全日本学生優勝大会に、3年連続で出場する。予選を兼ねた9月の九州学生優勝大会では過去最高の3位。竹ノ内保監督は「九州大会のように一人一人がつなげればいい結果が出るのでは」と期待している。
全日本学生は7人制で64大学が争い、九州は予選上位8大学が出場できる。過去5回出場の産経大は準々決勝を接戦の末に勝利。準決勝で破れたものの、過去最高の8強を上回った。中堅・菊池丈琉は3試合で2勝1分け、大将・西田裕貴主将が準々決勝で勝利し試合を決めるなどそれぞれ役割を果たした。
部員10人と少ないがこの1年はかかり稽古で基本を徹底し、「積極的に攻める意識が強くなった」と川﨑義弘コーチ。九州他県へ遠征し、各部員が休日に他道場の出稽古に出向くなど鍛錬を積んだ。
全国では2021年の2回戦進出が最高。初戦の相手は名門・法政大。個人でも、7月の全日本学生選手権大会と東西対抗試合にも出場した西田主将は「九州大会でチームワークも良くなった。一試合一試合打ち勝つ」と闘志をみなぎらせる。
部長 =大久保哲
▽監督 =竹ノ内保
▽コーチ=川崎義弘
▽選手 =西田裕貴、
福元俊也、
菊池丈琉、
松崎司、
川添友也、
江口智哉、
正法侑真、
才田宝琥斗、
井戸川大樹