■旭化成4人全日本へ、男子垣田ら2～5位

　体重無差別で争う柔道の全日本選手権(4月29日・日本武道館)と全日本女子選手権(4月21日・横浜文化体育館)の予選となる九州選手権は10日、福岡市の福岡武道館で行われ、男子は準優勝の垣田恭兵ら本県の旭化成勢が2～5位を占め、出場権を獲得した。優勝は七戸龍(九州電力)。

　女子はいずれも宮崎日大高の能智亜衣美と戸村井羅は準決勝で敗れ、上位2人に与えられる出場権を逃した。優勝は昨年の講道館杯78キロ級を2連覇した佐藤瑠香(コマツ)だった。

＝本県関係分＝
【男子】
▽1回戦
辻玄太(旭化成)＝払い腰＝松本(鹿屋体大)

▽2回戦
増渕樹(旭化成)＝支え釣り込み足＝衛藤(大分県警)
木村純(旭化成)＝優勢＝藤原(筑波大)
野田嘉明(旭化成)＝優勢＝山本(長崎県警)
辻＝払い腰＝橋間(佐賀県警)
西潟健太(旭化成)＝大外刈り＝高橋(戸高鉱業社)
垣田恭兵(旭化成)＝背負い投げ＝陣内(佐賀県警)

▽3回戦
増渕＝内股＝佐藤(大牟田高)
七戸(九州電力)＝体落とし＝木村
野田＝大外刈り＝中山(大分県警)
辻＝払い腰＝後小路(福岡県警)
西潟＝払い腰＝江藤(福岡県警)
垣田＝背負い投げ＝内(鹿児島県警)

▽準々決勝
増渕＝内股＝楢崎(佐賀県警)
野田＝優勢＝辻、垣田＝優勢＝西潟

▽5位決定予備戦
辻＝内股すかし＝青山(福岡県警)
西潟＝優勢＝楢崎

▽5位決定戦
辻＝優勢＝西潟

▽準決勝
七戸　優勢　増渕
垣田　帯取り返し　野田
　　　　　　
▽決勝
七戸　優勢　垣田

【女子】
▽2回戦
戸村井羅(宮崎日大高)＝優勢＝原(大分県警)
能智亜衣美(宮崎日大高)＝優勢＝古賀(鹿屋体大)

▽準々決勝
戸村＝払い腰＝赤嶺(アスリートクラブ琉9)
能智＝内股＝照喜名(沖縄尚学高)

▽準決勝
只野(JR九州)　体落とし　戸村
佐藤(コマツ)　大外刈り　能智

▽3位決定戦
能智　優勢　戸村