第3部 自然減と社会減の果てに
2024年3月20日
出生数を死亡数が上回る自然減と、県外へ人口が流出する社会減が20年以上続く本県。県民の暮らしや地域に縮小社会が与える影響を伝える。
地元で産めず負担大 産科開業医15年で半減
2人目の出産を7月に控える高原町西麓の谷水由紀子さん(31)は、妊婦健診のため都城市の産婦人科医院に車で45分ほどかけて通う。分娩(ぶんべん)を受け入れる医療機関は町内にも小林、えびの市を含めた西諸地域にもない。妊娠中期となり検診の回数が増え、長女(4)と一緒に行くこともある。「近くに産める場所がないのは気持ち的にも、体力的にも負担が大きい」と語る。
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地元で産めず負担大 産科開業医15年で半減
都城市の医療機関で出産予定の谷水由紀子さん。検診のため車で45分ほどかけて通う負担は大きい=高原町西麓
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縮小社会 第3部
【縮小社会 宮崎の未来図】 | (1) | 2024年3月20日付 |
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(4) | 2024年3月23日付 | |
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