ホーム

第4部 日向かう国の成熟期 国文祭・芸文祭2020

2024年4月23日
 江戸時代の日向の国は石高の小さな四つの藩や鹿児島藩領などに分かれる「小藩分立」の状態だった。藩や地域ごとに育まれた多様な文化・芸術と、今に受け継ぐ人々の思いを見つめる。

延岡藩 歴代藩主 継いだ能面

「千人殺しの石垣」を背に京都の名門片山家の能楽師が舞うのべおか天下一薪能=2019年10月

 仲秋の延岡城跡・二の丸広場。重厚な「千人殺しの石垣」を背に、京都の名門片山家の能楽師が舞う。かがり火に照らされたひのき舞台に、幽玄の世界が浮かぶ。今年24回目を迎える、のべおか天下一薪能。全国有数の薪能として知られるが、最大の特徴は最後の延岡藩主・内藤家旧蔵の能面を演者が着用する点だ。

×     ×


 (全文は朝刊の定期購読者が無料で会員となれる「デジタル夕刊プレみや」、一部の連載企画は投稿プラットフォーム「note(ノート)」でもお読みいただけます。購読申し込みプレみや会員登録noteの宮日ページからアクセスできます。

【みやざき令和風土記】第4部(1)2020年5月28日付
(2)2020年6月1日付
(3)2020年6月4日付
(4)2020年6月6日付
(5)2020年6月11日付
(6)2020年6月13日付
(7)2020年6月18日付