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宮城県に支援物資 高原町のNPO法人

2011年4月3日
 高原町のNPO法人たかはるハートム(谷山天一代表、17人)は2日、子供用のおもちゃやおむつなどの物資を東日本大震災の被災地である宮城県に送った。同町は霧島連山・新燃岳(1421メートル)の活発な噴火活動を受け、一部住民が避難生活を送った。全国から多くの支援物資や義援金が届いた恩返しにと、同団体は3月27日に慈善イベントを町内で開催。子育てする被災者を支援する物資を募った。

 当日は子供用のおもちゃや新品の下着約80着、新品の洋服約80着、おむつ約120枚、粉ミルク10缶、ボールペン約300本、メモ帳300冊などが集まった。

 同町西麓の光明寺であった出発式では、谷山代表が「東日本大震災の被害地と復興に向けて一緒に頑張りたい」とあいさつ。「高原町から応援しています」「一緒に生きていきましょう」などの言葉が書かれた段ボール約30箱がトラックに次々と乗せられた。

 トラックは栃木県で同町の降灰除去のボランティアをした青山学院大生と合流。4日に宮城県内の被災地に送られる予定。

【写真】支援物資をトラックに載せる「たかはるハートム」のメンバーら