高原町災害FM局始動 1日3回、有事避難にも活用
2011年4月2日
霧島連山・新燃岳(1421メートル)の活動が続く高原町は1日、火山情報などを提供する災害放送局「JOYZ0N-FM たかはるさいがいエフエム」を開局した。1日3回、定時に放送。今後は梅雨を控え土石流の恐れが高まることから、有事の避難勧告など迅速な対応にも役立てる。
局設立には、現在FMラジオ放送を手掛ける都城市のBTVケーブルテレビ、シテイエフエム都城、NHKアイテック九州支社が協力。周波数は82.3メガヘルツで同町全域、小林と都城市の一部で放送する。時間は午前9時43分、午後0時54分、同5時54分から約6分。
同日は町役場で開局式があり、開局に必要な本免許がNHKアイテックの坂崎哲章九州支社長から日高光浩町長に手渡された。その後は初放送があり、夜の天気などを知らせた。日高町長は「1月26日の噴火以降、住民への情報伝達の方法に苦慮していた。今後は土石流、泥流が一番の心配事なので、住民の生命、安全を守るために使う」と話していた。
局設立には、現在FMラジオ放送を手掛ける都城市のBTVケーブルテレビ、シテイエフエム都城、NHKアイテック九州支社が協力。周波数は82.3メガヘルツで同町全域、小林と都城市の一部で放送する。時間は午前9時43分、午後0時54分、同5時54分から約6分。
同日は町役場で開局式があり、開局に必要な本免許がNHKアイテックの坂崎哲章九州支社長から日高光浩町長に手渡された。その後は初放送があり、夜の天気などを知らせた。日高町長は「1月26日の噴火以降、住民への情報伝達の方法に苦慮していた。今後は土石流、泥流が一番の心配事なので、住民の生命、安全を守るために使う」と話していた。