「互いに頑張ろう」 唐瀬原中に噴火被害の高原中から感謝メッセージ
2011年3月30日
エールを交換―。川南町の唐瀬原中(勇美敏夫校長、333人)は、新燃岳の噴火被害に見舞われている高原町の高原中(前田勉校長、278人)に義援金を送り、そのお礼として高原中からは感謝のメッセージが届いた。唐瀬原中の生徒たちも口蹄疫でつらい思いを経験しており、思わぬ災害からの復興に歩む両校の生徒たちは、育んだ友情の輪を力に精進を誓っている。
新燃岳の噴火に伴い、唐瀬原中生徒会は「口蹄疫支援への恩返しの意味も込めて、自分たちにできることを」と募金活動を計画。全校生徒に協力を呼び掛けながら寄付金を集め、今月上旬に生徒会担当の小坂登身教諭が高原町の2中学校に送った。
励ましを受けた高原中生徒会はメッセージカードを製作。「温かな気持ちをありがとうございます」「皆さんの励ましで頑張ることができています」などと感謝の言葉をびっしりとつづり、唐瀬原中に郵送した。
唐瀬原中生徒会長の松元幸太郎君(14)は「元気をもらった。絆を大切に互いに頑張りたい」と決意。高原中生徒会長の盛満慎太郎君(14)は「普通の生活に戻ることができたのは温かい支えのおかげ」と話していた。
【写真】高原中から届いたメッセージカードを喜ぶ唐瀬原中生徒会長の松元君(左)と小坂教諭
新燃岳の噴火に伴い、唐瀬原中生徒会は「口蹄疫支援への恩返しの意味も込めて、自分たちにできることを」と募金活動を計画。全校生徒に協力を呼び掛けながら寄付金を集め、今月上旬に生徒会担当の小坂登身教諭が高原町の2中学校に送った。
励ましを受けた高原中生徒会はメッセージカードを製作。「温かな気持ちをありがとうございます」「皆さんの励ましで頑張ることができています」などと感謝の言葉をびっしりとつづり、唐瀬原中に郵送した。
唐瀬原中生徒会長の松元幸太郎君(14)は「元気をもらった。絆を大切に互いに頑張りたい」と決意。高原中生徒会長の盛満慎太郎君(14)は「普通の生活に戻ることができたのは温かい支えのおかげ」と話していた。
【写真】高原中から届いたメッセージカードを喜ぶ唐瀬原中生徒会長の松元君(左)と小坂教諭