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新燃岳噴火

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10日ぶり小規模噴火

2011年3月24日
 霧島連山・新燃岳(1421メートル)は23日午前8時23分、小規模な噴火があった。

 鹿児島地方気象台によると、灰白色の噴煙が火口の縁から約千メートルの高さまで上がった。噴火は10日ぶりで、都城市沖水地区などで降灰があった。

 噴火は約1時間続き、その後、水蒸気を含む白い噴煙に変わった。大きな噴石の飛散や火砕流の発生は確認されていない。同気象台は「噴火前後の火山性微動の回数や観測データから山頂への大量のマグマの移動は見られず、大きな被害をもたらした1月下旬の噴火に比べて危険性は低い」としている。