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新燃岳噴火

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写真パネルや噴火資料展示 県文書センター

2011年3月22日
 宮崎市橘通東1丁目の県文書センターで、新燃岳噴火に関する資料を集めた無料ミニ展示会が開かれている。過去の新燃岳噴火を記録した公文書や、今回の噴火の写真パネルなど約50点を展示している=写真

 1901(明治34)年2月の噴火後に県が作成した「災害対策要望書」には、降灰によって周辺地域で麦や菜種、飼料作物、牛乳などに被害が広がったことなどが記されている。また別の解説では、「新燃岳」の呼称が享保の噴火(1716~1717年)以降、それまでの「両部岳」から、俗に「新燃岳」と呼称を変えて呼ばれるようになったことが紹介されている。

 今回の噴火の様子を写した写真や噴石、灰も展示しており、同センターは「これまでの噴火と今回を比較すると違いがよく分かるので、ぜひ見に来てほしい」と話している。

 展示は4月上旬まで。平日午前9時~午後5時。