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新燃岳噴火

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都城市などは土石流警戒を きょうまで雨

2011年3月21日
 宮崎地方気象台によると、霧島連山・新燃岳(1421メートル)噴火による降灰で土石流の発生が心配される県南部山沿いは20日、朝から断続的に雨が降った。ただし、都城市、高原町とも基準雨量に達していないなどとして、避難準備情報、勧告は出さなかった。

 同日午後9時現在、1時間の最大雨量は高原町4ミリなど。21日も雨は続き、未明にかけては多い所で1時間に最大10ミリのやや強い雨が予想される。同気象台は、土石流や泥流への警戒を呼び掛けている。

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 霧島連山・新燃岳(1421メートル)は20日、噴火はなかった。鹿児島地方気象台によると、天候が悪く噴煙は確認できず、火山性微動は午後6時現在で1回観測された。